世の中には、甘いものを食べなくても楽しく人生を送れる人もいるんだそうです。でも私は、甘いもののない人生なんて絶対いや。和菓子も洋菓子も全部好きだけど、やはり一番はチョコレート! チョコは別格ですよ。何と組み合わせても美味しいんだもの。
そんな超甘党なチョコ好き人間の私でさえ、「これはさすがにやばいんじゃ」と感じてしまった究極のチョコレート商品を発見しちゃいました。
その名も「ご飯にかけるチョコレート」。
ご飯っていうのはもちろん「白米」です。一体どのくらい狂気なお味がするのでしょうか? 今回はチョコレートへの愛を確認すべく、実際にご飯にかけて食べてみました。
【味噌とチョコレートのコラボだそうです】
お先に種明かしすると「ご飯にかけるチョコレート」は味噌蔵の老舗「喜代屋」の新製品。
原材料名にはチョコレートと、調合みそ、ピーナッツなどが書いてあります。つまり味噌ピーナッツのような感覚でいただけばいいのだと思います。
【匂いはチョコスプレッド】
フタを開けて匂いを嗅いでみると、パンに塗るチョコスプレッドのような匂い。ナッツ系の香りもします。味噌の匂いはしません。
【私「味噌ピーのすごいの」】
まずはそのまま舐めてみると、味噌7、チョコレート(カカオ)2、ピーナッツ1の割合で感じました。
甘いチョコレートと味噌! といわれるとビビってしまいますが、実際はチョコレートというよりも、香り高いカカオが入っているイメージで味噌ピーナッツにカカオのコクがプラスされた味でした。
【ご飯の蒸気でチョコレート臭がせり上がる】
予想外にまともなお味なので、リアクションに困ります。ほかほかご飯にのせて食べてみると、ご飯の蒸気にチョコレートの香りが混じってせり上がってくるので、ダメな人はダメかもしれません。
甘いかしょっぱいかというとしょっぱいのですが、そこまでご飯が進みません。
【味噌汁に投入してみたら大当たり】
味噌同士なら相性がいいのでは、ということで味噌汁にも少々混ぜてみました。そうしたら、これが大当たり。味噌汁のコクが格段にアップして、入れる前よりも味がはっきりしました。
【キムチとの相性は?】
発酵食品同士、キムチとの相性もいいんじゃない? と思い、キムチの上にのせて食べてみます。その結果キムチはキムチだけで食べたほうが美味しいことが判明。
今回、私が試したご飯、味噌汁、キムチの中では圧倒的に味噌汁が美味しくなりました。
【まとめ:予想外にまともな味】
「ご飯にかけるチョコレート」は狂気の沙汰としか思えない味かと思いきや、実際に食べてみたら思いの外まともな味がしました。
どんな食材やメニューと相性がいいのか、まだまったく見当がつかないので、日々それを探っていくという楽しみかたができます。我が家ではしばらくのあいだ、毎回食卓に出してどんなメニューと相性がいいか研究していく予定。
これは食卓に革命が起きるかもしれない。「ご飯にかけるチョコレート」はそんな可能性を秘めています。
参考リンク:みそ五郎の蔵 喜代屋通販店
撮影・執筆=黒猫葵 (c)Pouch
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