まだ梅雨明けもしていないですし、台風が来たりしていますが、今年はもうすっかり夏気分ですねぇ。夏といえば海、海といえばビキニ! しかも今日、7月5日は「ビキニの日」なんです。
1946年のこの日、フランスのファッションデザイナー、ルイ・レアールが「世界で最も布の面積が小さい水着」として、ビキニスタイルの水着を発表したそうなんです。なんでも、その発表の4日前、アメリカが原爆実験を行ったビキニ環礁から名前がとられたのだそう。そんな歴史があったとは……なんとも複雑な気分。
気を取り直して……今回は2017年のビーチウェアトレンドについてお伝えしますよ〜っ。
【2017年は「ビキニ」の年♡】
そんな発表をしていたのが、グローバルファッション検索サイト「SHOPSTYLE」。
2017年5月16日から6月15日まで、SHOPSTYLE でよく見られたビーチウェアを調べたところ、日本・アメリカ・イギリスとも「ビキニ」が1位になったんですって。昨年一気に注目が高まったワンピースの人気は、比較的落ち着きを見せているといえそうです。
しかしビキニと一口に言っても、デザインのバリエーションはさまざま。今年は一体どのようなデザインが流行るのでしょうね?
【「ホタテ貝ビキニ」が日本を席捲する、かも!?】
SHOPSTYLE によると、日本における注目ビキニのキーワードは「スカラップ」と「マルチカラーストライプ」。
……名前だけじゃあピンとこないという人がおそらく大多数と思うのですが、「スカラップ」とはホタテ貝をモチーフにしたビキニのこと。その昔、武田久美子さんが着用していた貝殻ビキニのようなものだと思っていただければ、わかりやすいのではないでしょうか。えっと……古いし、ちょっと違う?
一方の「マルチカラーストライプ」は、ここ最近洋服のデザインとしても流行っているストライプ柄のカラフルバージョン。昨年、世界の歌姫テイラー・スウィフトさんが、モデルのジジ・ハディットさんやカーラ・デルヴィーニュさんと着用し、話題になっていたみたいです。
【アメリカの「オフショルダー」 vs イギリスの「ワンショルダー」】
アメリカで人気なのは、これまた洋服でも流行っている「オフショルダー型ビキニ」。一方で、靴ひものように編まれたレースアップが超絶セクシーな「レーススフロントワンピース水着」にも注目だそうで、ちらちら見える胸元にドッキドキ! ガーリーでいくかセクシーでいくか、好みがまっぷたつに分かれているようです。
イギリスのトレンドは、「刺しゅうの入ったビキニ」と「ワンショルダー型ビキニ」とのことでした。
アメリカはオフショル、イギリスはワンショルダーという若干の違いが興味深いですねぇ。
【「ホタテ貝」ビキニ、想像よりはるかに可愛いいいい】
個人的には、オフショルよりもワンショルダーよりも、ちょっぴり攻めてる感じのする「スカラップ」の人気が日本において高いというのが意外でした。
気になったのであれこれ調べてみたところ、トレンドの「スカラップ」ビキニのデザインは、武田さんが着用していたような “ガチ” な感じではないよう。ブラやパンティのフチが “波線” なのが、ガーリーで可愛らしい印象。マーメイドのような可憐さがあるので、思いのほかトライしやすそうですよぉ!
参照元:SHOPSTYLE プレスリリース、今日は何の日~毎日が記念日~
執筆=田端あんじ / 画像=Pouch (c)Pouch
▼「スカラップ」ビキニ、アリかも☆
▼チューブトップ型の「バンドゥ」ビキニも日本において人気高めなようです