2017年7月18日、警視庁警備部災害対策課がツイッターに「災害時に役立つ知恵」を投稿。あるとなにかと役立つ「布ガムテープのかさばらない持ち歩き方」について書いています。
その投稿によると、布ガムテープは「添え木を患部に固定したり、連絡メモとして壁に貼ったり」となにかと重宝するようで、非常用袋に入れておきたいアイテムなんだそうです。
【持ち運ぶ際には「芯を抜く」べし】
実際に布ガムテープを持ち歩くとなると、少し邪魔に感じるもの。意外に大きくて重さもあり、かさばるのが難点です。
けれども、ガムテープを外側から強く押して芯の部分を柔らかくし、平らにつぶしてから芯を抜いてしまえばぺったんこに。さらに両端を輪ゴムで止めておくと、持ち運びに便利なんですって。へええ! 「芯を抜く」って、考えたこともなかったわ!
【力に自信がない人には、こんな方法があるよ】
このつぶやきに私が感心していたところ、以前テレビ局でADとして働いていた、Pouch編集スタッフの女性Mが新たな知恵を授けてくれました。
Mいわく「テレビスタッフにとって、ガムテープは仕事の相棒」。入社してからは、小さく折りたたむ方法を徹底的に教え込まれたのだそう。
「ガムテープの芯を抜くのには、結構な力がいります。わたしは細長い厚紙にガムテープをぐるぐる巻きつけて運んでいましたよ」と教えてくれました。
な~るほど! 厚紙に直接ぐるぐると巻いていくだけでいいから、力がいらないぶん楽ですねぇ。
厚紙にガムテープを巻きつける時間は多少必要ですが、女性と子供だけの家庭、あるいは高齢者しかいない家庭でも応用ができそうなので、力に自信のない方はこの方法を試してみるといいかもしれません。わたしもさっそく、実践してみようと思いますっ。
参照元:Twitter @MPD_bousai
執筆=田端あんじ(c)Pouch
災害時に工夫次第で役立つ布ガムテープ。添え木を患部に固定したり、連絡メモとして壁に貼ったり重宝しますが、かさばることが難点。そこで、芯の部分を柔らかくなるまで押し潰して取り除き、平らにして輪ゴムで束ねると、非常用持出袋の隙間でも入れることができます。追加をお薦めします。 pic.twitter.com/g6rzbc5909
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) July 18, 2017
▼芯をぬくのは力がいるかも