秋のおとずれとともに街で見かけるようになる、ネルシャツ。
ネルシャツは、その時の流行によって着こなし方が変わります。腰に巻いたり、石田純一のように肩から羽織って「プロデューサー巻き」にしたり。
そして2017年秋、シャツを「ビスチェ風に巻くアレンジ」が流行するのだそう! こなれ感たっぷりでワンランク上のスタイリングになるとのこと。わ、私も、こなれたい!!
ということで、実際にこの服装で1日過ごし、みんなの反応を見てみました。
【めっちゃ簡単にできる】
ビスチェ風の着こなしはとっても簡単。ネルシャツを着たら胸元から上だけボタンを外し、腕を袖から出します。そして両袖をおなかの前で縛って、完成。
意外と安定感のある着心地です。見慣れていくうちにオシャレな気がしてきたYO!!
【このまま通勤したけど】
以前、Tシャツの上にブラジャーを着たオシャレ検証のときはめちゃんこ恥ずかしかったけど、今回は下着じゃないので電車内も途中で寄ったコンビニでの買い物も余裕でした。だけど、この格好している人は全く見かけなかった。……本当に流行しているの? それともまだこれからなの?
【みんなの反応は…】
会社に到着! みんなは私のビスチェ風ネルシャツをどう思うのかな? 会社にいた男性スタッフ6名に、率直な意見を聞いてみました。すると……
「オシャレだね!」と言ってくれました! よかった、勇気を出して着てよかった!!
……たった2名だけど。オシャレだねと言ってくれた2人は、そもそもネルシャツを巻いているように見えず、こういう洋服だと思ったそうです。完成度は高いのかな。しかしそれ以外の意見はというと……
「ネルシャツは腰に巻いてくれたほうが好き!」
「工夫しているなって思う」
「女子の理解しがたい謎ファッションって感じかな」
と、なんだか冷めたリアクションでした。む、無念。
しかし女性からは好反応。「着れなくなったシャツをビスチェ風にアレンジして楽しむのはアリだね!」と盛り上がりました。確かに激しい柄のシャツがタンスの肥やしになっているので、ぴったりかもしれない。
【しかし…長時間着るのはツライ】
このファッションには弱点があります。それは、胸前のボタンが胸を締めつけてきて、だんだん苦しくなってくること。
だからといって、胸前のボタンを外すと胸がシャツからこぼれて、まるでポロリの状態に。
ワンランク上のこなれ感を目指しているのに、一気にオシャレ度は急降下で残念感MAX!! そして同時にとーっても激しく恥ずかしい気持ちでいっぱいになるので、穴があったら入りたくなります。
【結論:気の合う同性の前ならOKなファッション】
異性からは冷めた目で見られるし、長時間着ていると苦しくなる……それがビスチェ風ネルシャツ。なので、仲良い女友達の前で着るくらいがちょうどいいファッションだと思いました。
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch
▼ちなみに後ろ姿はこんな感じ
▼(おまけ)私が高校生の頃は、なぜかシャツを上下逆に着るのが流行っていました