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20代と30代の恋愛は何がちがうの? 行動や好きなタイプの変化を聞き取り調査した結果

2017年9月25日

20代の Pouch 編集女性スタッフとお酒を酌み交わしていたところ、30代の私は突如、こんな質問をされました。

「20代と30代で恋愛観がめちゃめちゃ変わる! って本当ですか?」

う~ん……言われてみれば、変わったかも? いや改めて振り返ってみると、かなり変わった気がするな~!

たとえば20代の頃は「もっとドキドキしたい! ヒリヒリしたい!」と思っていたけれど、30代になると一変「そばにいて安心できる人がいいな……」という考えにシフトしてしまったのだから、人間変われば変わるものです。

これを機に、友人知人の話を聞き取り調査。さらには自分自身の経験を踏まえて、20代と30代の恋愛における行動パターンを比較「理想の男性像」「恋愛に対する姿勢」の変化を調べてみることにしました。

【その1:理想の男性像がガラリと変わる】

理想の男性像:「ドキドキ」から「ほっこり&ゆったり」へ
20代…遊び人や変わった人など、一緒にいてドキドキするちょっぴり危険な香りのする人に惹かれてしまう。恋愛にスリルを求めがち。
30代…一緒にいて楽で、ホッとできる。いつだって “素の自分” でいられる、無理しないで済む相手を選ぶようになる。

そのほか、私的に面白かった変化は、なぜか30代になった途端に、健康的で生命力の強そうな人に惹かれるようになったことです。昔はバンドマンみたいな、不健康そうな細身体型が好きだったのに……。

今はそういったタイプより、プロレスラーのような厚みのある胸板、盛り上がる腕の筋肉に、思いっきり反応するようになりました。ちなみにこの意見に賛同してくれた30代&40代の女友達の割合は、7人中4人。決して少なくありませんでしたよ。

【40代の「理想の男性像」とは?】

そのほか周囲の40代女友達の1人(既婚)から出てきたのは、「20代には全然眼中になかったようなタイプの人を、(40代以降になると)選ぶ人は多い」といった意見。

「子供を可愛がってくれそうな人。見た目はホントにどうでもいいから、心根が優しくて経済力がある人がいい」

その日集まっていた40代女性は4名だった(全員既婚、または結婚経験あり)のですが、満場一致でこんな結論が出ていました。結婚経験者だからこその意見でもあるとは思うのですが、一緒に生活すると仮定したらたしかに、大切な要素かもしれませんねぇ。

【その2:恋愛に対する姿勢もガラリと変わる】

恋愛に対する姿勢:「かっこつけてやせ我慢」から「素直」へ
20代→イイ女ぶってかっこつけちゃう。嫌われるのが怖くて、素直に自分を表現できない。無理して自分の気持ちを押し殺して、だんだん自分というものを無くしていっていた気がする。
30代→肩の力が抜けて、素直に相手と向き合えるようになった。カッコ悪い姿も見せられるし、言いたいこともしっかり言うようになった。

昔は「好意を見せたら負け」だと思って駆け引きもしていた私(自分からは絶対に電話しない! とか)。だけどその結果、「無理がたたる→爆発→その恋愛から逃げる」というパターンが常態化。別れ話するのさえもイヤで、音信不通に持ち込んだりしていました。我ながらヒドい女です。

しかし今現在は、好きだと思ったらすぐ「好き!」って言っちゃうし、別れ話もしっかりとするように(当たり前)。逃げるという選択肢を選ばなくなり、むしろ挑むようになりました。

【20代→30代になる中で、肩の力が抜けるのかも?】

30代の友人(未婚バツイチ)からは、「30代になったら、ある程度諦められるようになった」という意見がありました。「こうでなきゃイヤ!」という強いこだわりを相手に押し付けることがなくなって楽になったと、すがすがしい笑顔で語ってくれましたよ。

30代になると一気に肩の力が抜けて、 “気張りすぎなく” なった。私含めそんな風に感じている30代の友人は少なくなく、そういった心の変化も、恋愛に大いに関係してくるのではないかと感じました。

結婚したいのか、それとも恋愛関係のままでいいのか。ゴールをどこに設定するかでも、男性の理想像や恋愛に対する姿勢は変わってくるのかもしれません。欲しいものやなりたい自分が年齢を重ねるごと変化していくのと同じように、きっと恋愛観も、刻々と姿を変えてゆくのでしょうね。

イラスト=テリーヌ富士子
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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