真っ黒なバケツにも、ちょっぴりオシャレなラウンド型スピーカーにも見える不思議な物体。ふわりと宙に浮かんでお部屋をウロウロするその正体は、「エアー(Aire)」という名のセキュリティー・ドローンです。
「エアー」は、いうなれば「空飛ぶ防犯カメラ」。ただいまクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で支援を募っているのですが、すでに目標金額を達成するほどの人気ぶり! 反響に驚いてしまいますが、紹介動画を観ればすぐさま、注目度が高いことにも納得できると思うんです。
【充電台で監視 → 必要に応じてパトロール】
「エアー」は360度方向にセンサーとマイクを携えていますが、30分間のフル充電で飛行できる時間は8分と、ちょっぴり短め。
だから通常時はドックと呼ばれる充電台が定位置で、そこから室内を感知し、部屋を監視するという仕組みになっています。
もし不審な動きや音、煙などを見つけた場合は、スマートフォンを通じてお知らせ。報告を受けたユーザーは、スマホを使って「エアー」を操作し、家の中を画面上から偵察できます。もちろん特に何もなくても、気になった時は家の中の映像を見ることができますよ~。
【将来はもっといろいろ出来るようになる】
「エアー」には、人工知能アシスタント「アマゾン・アレクサ(Amazon Alexa)」が搭載。また、インスタグラムやフェイスブックなど、別々のウェブサービスを連携する「IFTTT(イフト)」に対応しているそう。
「IoT(アイオーティー)」に対応したデジタル家電と組み合わせれば、将来はもっといろいろなことができるみたい。
たとえば、「室内で奇妙な動きを検出した場合、録画を開始する」とか、「360度パノラマ撮影をしたときGoogleドライブに保存する」とか。あるいは「写真を撮影してSNSに投稿する」、なーんてことも出来るようになるんですって。
【家族の「見守り」&セルフィーにも◎】
プロペラがないので、ぶつかって家具を傷つける心配がないのもポイント。お留守番している子供やペット、さらには遠く離れて暮らす両親の様子を見守るために使用することもできちゃう。みんなで記念撮影したいときには、カメラマン代わりになって撮影までしてくれるという至れり尽くせりっぷりでして、存在そのものが超未来的~!
そんな「エアー」をゲットできる支援コースは、日本円で約7万8000円からとなっています。詳細など、気になった方はさっそくチェックを☆
参照元:Kickstarter
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼充電は自分でしに行くし、障害物は自動的に避けます(えらい)