宅配便を受け取れなかったとき、ポストなどに投函される不在票。宅配業者によって色合いやデザインが違い、クロネコヤマトのものはギザギザと切り込みが入っています。
実はあれは猫の耳の形をあらわしているそうで、目の不自由な人にクロネコヤマトの宅配便だと伝わりやすくするための配慮なのだとか。
それを知ったTwitterユーザーのSlit Animationさんは、クロネコヤマトの不在票を使っておもしろかわいいスリットアニメーションを制作しました。
とっても素敵だと大きな話題になり、「このアイデアに座布団1枚」や「すごーい! 動いて見える」、「なんだこの技術!」など驚きの声が続々とあがっているよ!
【シートをスライドさせると動く!】
以前、じゅうたんにこぼしてしまった醤油やソースをキレイに掃除する方法を教えてくれたSlit Animationさん。今回は、クロネコヤマトの不在票の思わぬ楽しみ方を披露!
Twitterに投稿されている動画を見ると、まず不在票のギザギザの下に猫の顔が描かれます。きゃわゆい猫ちゃんが完成するのですが、それだけでは終わりません。
紙をぐるんと回すと黒猫が描かれており、尻尾の部分に縞々模様のシートをあててスライドすると……わー、黒猫が尻尾をフリフリしてる!
さらに紙をぐるんと回すと、車に乗ったニャンコさんが登場。タイヤの部分に同じシートをあててスライドすると……ぶぅ~ん! っと車が出発進行しちゃいますゾ!
【不思議なパラパラ漫画なのだそうです】
これは、スリットアニメーションという手法で、一種のパラパラ漫画とのこと。静止画像の上にスリットシートをあててスライドすると、アニメーションのように動くんだって!
へえええ、そうなんだ! 不在票の活用方法ってないようであるもんなんですねぇ~! 猫好き、お絵描き好きのみなさんは、機会があればチャレンジしてみるといいかも!?
参照元:Twitter @SlitAnimation
Photo:Slit Animation, used with permission
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch