ここ数年ネット通販はますます便利になっていて、洋服の買い物もネットショッピングだけで済ませている人が少なくないかもしれません。
けれども手元に届いた服を試着してみた瞬間、「サイズが合っていない」「太ってみえる」といった違和感を感じることってありませんか?
この問題を解決するべく2010年に作られたのが、「Fashion Code」という電子書籍。身長、肩幅、床からあごまでの長さ、以上3つの測定値を書き込むだけで、コンピュータが理想的な衣服のバランスを計算。女性の体がより美しく見える “黄金比” を見つけてくれるんですって。
【首元とジャケット丈を変えただけで…見違えました!】
ルース・レヴィ(Ruth Levy)さんと、サラ・レヴィ(Sara Levy)さんの双子のスタイリスト姉妹によって生み出されたという、「Fashion Code」。
今回紹介するのはこの書籍ではなく、黄金比を知る前と知った後の「ビフォーアフター画像」なんです。
たとえば、首元が詰まった洋服と、首元がVネックに開いていて、デコルテを見せる洋服を着ている姿を比べてみると、後者のほうが明らかに顔周りがスッキリ見えます。
さらに中途半端に長いジャケット丈をウエスト位置まで上げると、あら不思議! そもそもの体型は全く変わっていないのに、マイナス数キロダイエットしたかのように見えるではないですか~! そして同時に、若返ったようにも見えるからスゴイっ。
【体の細い部分を際立たせるといいのかも】
ビフォーアフターで変わったのは、おもに首回りの「ネックライン」と「ジャケット丈」、「パンツ丈」や「スカート丈」。肩幅が合っているか否かも、重要なポイントのようです。
わたしが見たかぎりでは、足首やウエスト、首など、体の細い部分を目立たせてあげることで、見違えるようにスタイルが良くなっているように感じられました。そしてスカート丈はひざ丈、もしくはひざのやや上くらいの長さが、もっとも洗練された印象を受けたように思います。
レヴィさん姉妹が黄金比を説明する動画をYouTubeで見てみると、ほとんど同じ体型の双子なのに、かなりの差がついてしまうことに驚きです。
【試着&お直しするときのご参考に~☆】
こういった細かなサイズ調整は、やはり実際に試着してみないとわからないものです。もしも今、サイズが気に入らずクローゼットに眠ったままの洋服があるのであれば、今回紹介した点に注意してお直ししてみるのもいいかもしれませんよ♪
参照元:プレスリリース、Fashion Code、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch