トルコの首都イスタンブールには、サバを使った「バリック・エクメック」という、通称「サバサンド」の名で親しまれている名物料理があります。
大のサバ好きのわたしとしては、以前イスタンブールを訪れた時に試してみたかったものの、食べそびれてしまいました。でも、もともとが漁師料理ということで、自宅でも気軽に作ることができるみたい。
そこで、アサヒビールの公式レシピサイト「ズバうま! おつまみレシピ」に掲載されているレシピを参考に作ってみることにしました。
【サバサンドの材料】
用意する材料は、サバの干物またはサバの切り身、バゲット、バター、レタス、トマト、レモン、玉ねぎ、マヨネーズ、コショウ、(塩、サラダオイル)。
今回はサバの切り身を使用しました。
【作り方】
1. サバに塩を軽く振り、10分ほど置いて味をなじませる(サンドイッチにするので、このとき面倒でも骨抜きしておくことをおすすめします)。
キッチンタオルでサバの水分をふき取り、調理スタート!
2. グリルまたは、中火にかけたフライパンにクッキングシートをのせて、サバの両面を焼く。
3. トマトは薄切りに。玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水気を切ってからマヨネーズとコショウで和える。
4. 半分にカットしたバゲットに切れ込みを入れ、バターを塗り、野菜とサバを挟む。レモンを添えて召し上がれ!
【リッチでコクのあるおいしさ!】
野菜たっぷり、ボリューム満点のサバサンド。ガブッとかじると、ジューシーなサバのおいしさが口いっぱいに広がります。
サバはただ焼いただけなのに、フィッシュバーガーのようにリッチでコクのある風味。こんなに簡単に作れてこんなにおいしいのに、なんでもっと早く作らなかったのかしら!?
【サバは洋風の食材ともベストマッチ】
和定食のイメージが強いものの、以前ご紹介したサバの濃厚トマトスープやワインによく合うパテなど、サバはさまざまな食材とマッチします。特に秋から冬にかけてのマサバは、脂がのって身もふっくら。おいしくて経済的なサバを、活用しない手はありません!
ちなみに、サバサンドの本家イスタンブールでは、サバサンド屋台船の規制強化や魚の価格高騰により、ホンモノのサバサンドが食べられるお店が減っているのだとか。
ならば家で作るしかないっ! ということでトルコに行かなくても食べられるめちゃんこおいしいサバサンド、みんなもぜひ試してみてね!
参照元:アサヒビール、Istanbul The Guide
調理・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch