東京都中央区にある築地本願寺が、創建400年を迎える2017年に大幅リニューアル。「開かれたお寺」を目指すべく、「『寺と』プロジェクト」をこの秋から順次開始していくことを発表しています。
インフォメーションデスクやカフェ、ブックセンター、オフィシャルショップなどを併設した複合施設ができるのだとか。
中でもわたしが最も気になっているのは、2017年11月8日よりオープンした「築地本願寺カフェTsumugi(ツムギ)」。運営するのは「PRONTO」で、なんでも朝食メニューがとんでもなく充実しているらしいのですっ。
【16種類のおかず&お粥&お味噌汁が食べられる!】
朝8時にオープンするというカフェの朝ごはんの中で目を惹くのは、おぼんに小鉢がびっしり敷き詰められた「18品目の朝ごはん」。
阿弥陀如来の四十八願の根本の願「第18願(本願)」にかけて、16種類のおかずとお粥、お味噌汁の全18品がいっぺんに楽しめるというこちらのメニュー。おかずがこれだけ付いて、しかもお茶やお粥のおかわりが自由(!)で、お値段は1944円だというのだから、これはかなりお得なのではないでしょうか……!
【和だけじゃなく「洋」もあります】
この他にも、もう少しリーズナブルなメニューとして、カフェ飯風ワンプレートが色鮮やかな「健やか6品定食」(1100円)もあります。
また、軽めの朝食にちょうどよさそうなのが、「京都産あられと宇治抹茶の和グラノーラ ~カプチーノ風~」(918円)。
ただのグラノーラではなく、京都産の素材を組み合わせた和風グラノーラという点にこだわりを感じますし、注ぐミルクもフツーではなくふわふわに泡立てた温かいスチームドミルク。聞けば聞くほど気になってしまって、もう食べずにはいられないわ~っ!
【スイーツもたくさんあるみたい】
そのほか「削り氷 ほうじ茶黒蜜クリーム~わらび餅いり~」(950円)や「かわりばんこパフェ」(1047円)、さらには「芋ようかんの和三盆ブリュレ」(810円)といった和のスイーツや、日本茶やハーブティーなどのドリンク類にランチメニューと、朝から晩まで楽しめそうなメニューがずらりとそろっているようです。
一方で「親鸞聖人ごのみの小豆&ほうじ茶ハーブティー」(648円)をはじめとするテイクアウト品もあるらしく、充実度がハンパありませんっ。
【「お寺で朝食」って、ちょっと優雅じゃない?】
お寺で朝食を食べたら、なんとなく、その日1日いい気分で過ごせそうな気がします。
また、この他にも、築地本願寺では、コールセンターなどで相談を受け付けし対応してくれる「人生サポート」に、日ごろの悩みを僧侶に個別相談できる「よろず僧談」。各種セミナー、などなどいろんなサービスをスタートさせるそう。
ちょっぴり早起きした朝は築地本願寺へ出かけて、ぜいたくな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
参照元:プレスリリース、「寺と」プロジェクト
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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▼「削り氷 ほうじ茶黒蜜クリーム~わらび餅いり~」
▼「濃い苺みるく 削り氷」(864円)
▼「芋ようかんの和三盆ブリュレ」
▼「堂島お抹茶ロールセット」
▼「ジンジャーと金柑の和紅茶」(626円)
▼「袋布向春園本店 三重県産福岡八女産 かぶせ茶」(518円)
▼「べっぴん茶」*物販
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