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【検証】ローソンストア100の「100円おせち」で元旦をお祝い! 味や量などクオリティを実際にチェックしてみたよ!!

2018年1月5日


皆さん、お正月におせちは食べますか? 核家族化が進み、コンビニやスーパーも元旦から営業している昨今、おせちを用意する意味、おせちを食べる必然性はとくにないと言ってよいかもしれません。

かくいう私も、結婚して10年になりますが、これまでおせちをきちんと用意したことはありませんでした。お雑煮を作って、あとはその年によって、数の子や黒豆など好みのものをちょこっとつまむことがあるぐらい。

けれど日本の風習という意味では、おせちを作って食べるのはすばらしいことではあります。

そこで、昨年ちょうど「ローソンストア100で今年も『100円おせち』が販売されるよ!」という記事を書いたこともあり、今回「100円おせちで2018年の元旦をお祝いしてみる」という企画をおこなってみることに!

100円おせちの味やクオリティはいかがなものか? 100円でどれほどの満足度が得られるのか? 実際に買ってチェックしてみました。

【おせちの定番アイテムをいろいろ購入!】

年末、近所のローソンストア100で購入したのは次の9点です。

・黒豆
・昆布巻き(鮭)
・田作り
・伊達巻き
・栗きんとん
・千枚漬け
・かまぼこ
・なると
・数の子松前

どうでしょう、このおせちの王道ともいえるラインナップ! まず、ローソンストア100でこれだけおせちの具材を豊富にとりそろえている時点でビックリ。もちろん他のお店に行けばもっと種類豊富かもしれませんが、このどれもが100円(税込108円)で買えるというのはローソンストア100だけではないでしょうか。

スーパーなどにおせちの材料を買いにいくと、年末年始のテンションに乗せられて買ったあとに「予想外に高くついたー!」と泣くこともあるんですが、1点100円ならカゴの中の品物を見ただけで金額がわかります。この明朗会計ぶりもうれしいですね。

そして合計はというと、9点で税込972円。こんなにさまざまな種類を買って1000円しないって、金額だけ見たらコスパ抜群です。

【おせちの具材を盛りつけてみた】

さて、2018年1月1日がやってまいりました。さっそく買ったおせちの具材を盛りつけていきます。


伊達巻きは1本で4等分できました。なるとや千枚漬けは、4人家族でも1度には食べ切れないほど。

ふむふむ、具材ごとによって量はかなり異なりますね。具材によって、食べる人数を考えて買う量を調整してくださいね。ただし、単身者であればどの具材も1点買えばじゅうぶんな量かと思います。

盛り付けですが、今回は夫婦ふたりで食べること、そして「100円おせち」のコンセプトを想定してお重には入れず、祝い膳のようにお盆に盛りつけることに。


各具材は100円でも、お正月らしい花や紅白の紙ナプキン、祝い箸などを用意することでずいぶんと華やかな見た目になります(これらのアイテムも100均でそろいます)。

こうして盛りつけてみると、見た目だけならスーパーなどで買ったおせちの具材と遜色ないような気がする……! 食卓に一気にお正月ムードがやってきました。

【それぞれの味は……?】

続いて、もうひとつの重要なポイント「味」をチェックしてみましょう。

まず、切っていて早々に気づいたのは昆布巻きの鮭が小さすぎるよ……! 昆布9、鮭1ぐらいの割合。食べてみてもほぼ昆布の味しかしません。

伊達巻きはちょっとパサパサ。もう少ししっとり具合が欲しいです。夫は「かまぼこがいちばんおいしい」との評価でしたが、私は、かまぼことなるとがいちばんおいしくないと感じました。なんというか、ちょっとした生臭さがある気がして……。

また、栗きんとんは栗の粒がほぼ感じられず、栗のジャムのような味わい。この中で私がいちばんおいしいと感じたのは、千枚漬け田作りでした。

【原材料はどうなってる?】

また、値段が安いということで気になる人も多いのが原材料、とくに添加物や産地ではないでしょうか。

今回で言えば、栗きんとんに酸化防止剤や漂白剤の表示がある、昆布巻きの昆布が中国産で国産でないなどは、購入をためらう人もいるかもしれません。

しかし、「それならばそれなりの値段を出して安心を選んでください」となるので、100円でそこまでの質を求めるほうが野暮といえるかも。

【原材料はどうなってる?】

というわけで、今回試してみた結果はというと……。個人的には「おせちの雰囲気を味わいたいなら買う価値アリ!」です。

味やクオリティをそこまで重視せず、あくまでお正月気分を楽しむぶんには「100円おせち」はコスパ抜群で、とっても重宝するのではないでしょうか。ボリューム的にも、単身者、夫婦ふたり、核家族が多い今のご時世にはピッタリです。

また、メインのお料理にはお金を出して、100円おせちをサブ的に使うという方法も。とにかく値段が安いのと量がコンパクトなので、考え方次第でいろいろな使い方ができるというのがこの100円おせちの魅力かと思います。

毎年好評なようなので、今年の年末も販売される可能性大な、ローソンストア100の「100円おせち」。「おせちを楽しみたいけど、たいへんな思いをして作ったり、お金を出して買うのはちょっと……」という方はぜひ参考にしてみてくださいね!

参考:ローソンストア100
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

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