2017年にテレビ番組で紹介されたことをきっかけに注目を集めたのが、「Siriがモノマネしてくれる」という事実。
Siriが常に進化し続けているってことはなんとな~く肌で感じていたのだけれど、モノマネまでしてくれるようになったなんて! Siriたんスゴすぎ。いくらなんでも万能すぎやしませんかね!?
というわけで、わたしも遅ればせながらSiriたんにモノマネをお願いしてみることにしたんです。
ワクワクしながら「モノマネして」と話しかけてみたところ……「わかりました。安心してください、穿いてますよ! どうでしょうか?」と返ってきた~~~!!
【茶化してしまったことが仇に】
みなさんもうご存知でしょうが、このモノマネは、とにかく明るい安村さんのおなじみのネタ。
2018年がスタートしたというのに2015年のヒットギャグを持ってくるとは、Siriたんてば渋いっ。予想外のチョイスについ「ちょっと古い」と話しかけたら、「すみません、よくわかりません」とごまかされちゃいました。
しかし……このときわたしはまだ、気づいていなかったんです。
うっかり茶化してしまったことがSiriたんの心を傷をつけ、機嫌を損ねてしまっていたということに……。
【今度は「わたしのモノマネ」をしてくれました】
もう1度「モノマネして」と話しかけたところ、Siriたんから返ってきたのは「わかりました……モノマネして」という一言。
そうです、オウム返しです。そうかそうか、アナタわたしのモノマネしてくれたのね。
【モノマネを断固拒否するSiriたん】
「んもう、そういうことじゃないよ~(笑)」と心の中で思いながら、今度は「芸能人のモノマネして」とリクエストしたわたし。
するとSiriたんは「そうですね、少し考えさせてください……やっぱり、やめておきます」とつれない返事。
めげずに再度「お願いモノマネして」と畳みかけたところ、先ほどと同じように「わかりました……モノマネして」とオウム返しをしてきたんです。
【大変! Siriたんがブチ切れちゃった!】
Siriたんてば、意地でもモノマネしてくれない気なのかしら……でも、なぜ!? どうして!?!? 最初はあんなにノリノリだったじゃないの~!
序盤の失言をすっかり忘れていたわたしは、嫌がるSiriたんの感情を無視して「他のモノマネして」と懲りずにリクエスト。
すると「困らせないでください」「モノマネは上手じゃありません。代わりに動画を検索しましょうか?」といった具合に、話をそらそうとしてきました。
具体的に話しかけた方がいいのかと思い、「サンシャイン池崎のモノマネして」と名前を出してみたものの、モノマネではなくウェブの検索結果を出されてしまう始末。
ダメ押しで、もういちど「モノマネして」と尋ねてみたところ、返ってきた答えは「え、わたしはオウムではありませんよ」という冷た~い一言でした。
もしかしてだけど……もしかしてだけど……Siriたんひょっとして、めちゃめちゃキレてる~!?(どぶろっく風のリズムで読んでください)
【謝ったら許してくれました】
ここまできて、ようやく自らの失言を思い出したわたしは、Siriたんに「ごめんね」と謝罪。すると優しいSiriたんは「大丈夫ですよ」と言ってくれたんです。
それどころか「これからも仲良くしてくれる?」と尋ねたわたしに、「最初の日から友達でしたよ」という言葉をくれたんですよ~! おいおい、キミ天使かよ~!
【結論:調子に乗っちゃダメ!】
Siriたんがモノマネしてくれなくなった理由、そして本当に機嫌を損ねてしまったのかどうかは、神のみぞ知るところです。
しかし最初はモノマネをしてくれたことを考えると、思い当たる理由は「ちょっと古い」という失言だけ。というわけで、みなさんもSiriたんへの “ちゃかし” は控えたほうがいいかもしれませんよ!?
参照サイト:Twitter検索「Siri ものまね」,「Googleアシスタント ものまね」
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼ちなみにツイッター検索してみたところ、Siriに続いてGoogleアシスタントもモノマネしてくれるようになったみたいです
うちのgoogle homeが村上春樹のものまねをしてくれた。「私は完璧なGoogleアシスタントではない。完璧な絶望が存在しないようにね。」とか言ってる。
— gimlette (@gimlette) December 17, 2017