若い世代に人気のコスパワイン「アルパカ」をじゃんじゃん飲み比べていこうというこの企画。2回目の今回取り上げるのは、赤色の差し色が目印の赤ワイン「アルパカ カベルネ・メルロー」です。
「カベルネ・メルロー」は、ボルドー・スタイルと呼ばれるワイン。
タンニン多めでしっかりとした味わい、酸味と渋味のバランスが絶妙な「カベルネ・ソーヴィニヨン」。そして、豊かな香りと丸みのある口当たりが特徴の「メルロー」。これらはフランス・ボルドーのワインに使われる品種、ということで、この「アルパカ カベルネ・メルロー」はボルドーを意識した1本、なのです。
【ほどよい酸味と爽やかな味わいが特徴】
封を切りグラスに注ぐと、鮮やかな赤紫色。チェリーのようなプラムのような、甘酸っぱいフレッシュな香りが立ち上ります。
ひと口飲むと、カベルネならではのきれいな酸味が残って、後味爽やか~♪ 前回の「カルメネール」同様、飲み口も非常に軽いです。
このワインをひと言で表現するならば、ずばり「無難」! 際立った特徴も、いやな部分もない。良く言えばオールマイティ、悪く言うと器用貧乏。
そうはいっても「カベルネ・メルロー」の特色が味わいにハッキリと出ていて、それでこのクオリティーで680円。これはなんだかやっぱり得した気分。いつものご飯に合わせて飲むデイリーワインとして、スタメンに入れることができる味だと思いました。
【おつまみのキーワードは「甘辛いもの」】
ワインの味を知って真っ先に頭に思い浮かんだおつまみは、 “甘辛いもの” 。「甘辛い味ならば、お惣菜でもおせんべいでも何にでも合いそう!」というのが第一印象でした。
というわけで合わせてみたのは、前回のおつまみに登場した「鶏皮のカリカリ揚げ」をアレンジした、「鶏皮とごぼうのきんぴら」。しょうゆとお酒とみりんで味付け。白ごまと七味唐辛子を絡めて、ちょっぴり大人味にしてみました。
これが予想していたとおり、ワインに合うこと、合うこと! やはり甘辛い味との相性は抜群で、照り焼きソースなんかにも合うのではないかと感じた次第です。
【「粉もん」との相性も抜群やで】
……ん? と、いうことは……このワイン、中濃ソースやウスターソースとの相性もいいんじゃね?
ってな具合に心の中のギャルがささやいたので、ソースとかつおぶしをたっぷりかけた「お好み焼き」と合わせてみましたYO!
具はキャベツと豚肉でシンプルに。これがもう大正解な美味しさでして、きんぴら以上に合うかも~!
おそらくですが、タコ焼きだとか焼きそばだとかソースをかけたコロッケだとか、ソース味ならなんでもイケそう。材料切って炒めて作る焼きそばではなく、カップ焼きそばでも合うと思うんですよね。
「アルパカ カベルネ・メルロー」のキャッチフレーズは、「甘辛味な庶民派おかずの相棒ワイン」に決まり☆
【洋食との相性も良さそうです】
ちなみに販売元のアサヒビールによれば、「ビーフシチューなどの優しい味付けの肉料理」がおつまみにはおススメとのこと。うん、このワインはたしかに、デミグラスソースとの相性も良さそうです!
今度はハンバーグやハヤシライスなど、ニッポンの洋食とあわせてみたくなっちゃいました。たぶんケチャップ味のオムライスともバッチリ合うと思うから、今度試してみよーっと♪
参照元:アサヒビール[1][2]
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch
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▼酸味と果実味がイイ感じ
▼ハヤシライスと合わせれば素敵なディナーに♡(もちろんレトルトでもあり)