若い世代に人気のコスパワイン「アルパカ」をじゃんじゃん飲み比べていこうというこの企画。4回目となる今回紹介するのは、白ワイン「アルパカ シャルドネ・セミヨン」です。
“白ワインの女王”とも称され、パイナップルやパッションフルーツのような完熟した果実の風味がする「シャルドネ」。そして貴腐ワインの原料でもあり、糖度が高く酸味は穏やかな「セミヨン」。
この2つが合わさると、一体どんな味わいのワインになるのでしょうか?
【辛口だけど甘味あり】
封を開け、グラスに注ぐと、漂ってきたのはブドウの皮っぽい香り。
口に含むとその味には丸みがあって、酸味の強い「ソーヴィニヨン・ブラン」と比較すると圧倒的にまろやか~! 辛口といえど、柔らかな甘味を感じられます。
【とろっとした重みのある味わいを感じる!】
一方で、わたしがもっとも強く感じたのはハチミツのようなとろみ。
実際に液体がとろっとしているわけではなく、「さらっとした味」の対極として「とろっとした味」を感じたということです。 “もったり” とした舌ざわりと言いますか……この感じ、どうか伝わってほしい……!
【おつまみは多少のパンチがないと物足りないかも!?】
香り豊かで甘味もあるから、おつまみなしでもイケそうなこちらのワイン。だけど、それじゃなんだか寂しいので……「コールスロー」を合わせてみました。マヨネーズと酢、砂糖と塩で和えた、超シンプルな1品です。
しかし、結論から言うとこの組み合わせじゃ「物足りない」印象。マヨネーズの “もったり感” と合うっちゃ合うのですが、もう少しだけこってりとしたもののほうが合う気がしました。シーザーサラダなら合う、かも?
【ホワイトソースにめちゃめちゃ合う~~~!!!】
そこで合わせてみたのが、「ほうれん草とベーコンのグラタン風」! 炒めたほうれん草とベーコンと玉ねぎにゆでたペンネをあわせ、ホワイトソースをたっぷりかけて粉チーズをふりふり。オーブンで焼きあげると、ワインとの相性ドンピシャ☆
販売元のアサヒビールの公式サイトにも「クリームパスタなどクリーミーな料理がおススメです♪」という記載があったけれど、まさしくそのとおり。基本のグラタンにカルボナーラ、シチューなどとあわせれば、まずは “間違いない” と言えるでしょう。
チーズとあわせてもアリとは思うのですが、ホワイトソースとの相性がとにかく抜群にいいので、ぜひとも試していただきたい……!
【魚のソテーや焼き鳥の塩とも合いそう】
「アルパカ シャルドネ・セミヨン」を一言で表すならば、「ホワイトソースと名コンビ☆ハチミツみたいなとろっとワイン」。
とはいえこのワイン、バターでシンプルにソテーしたお魚や、「焼き鳥の塩」など塩で味付けしたお肉との組み合わせても “間違いない” のではないかと思います。
特に焼き鳥ってワインとの相性がいいので(タレなら赤ワインがおススメ)、まだ未体験という方は挑戦してみてはいかがでしょうか♪
参照元:アサヒビール [1] [2]
執筆=田端あんじ (c)Pouch
★コチラもどうぞ→「アルパカ飲み比べシリーズ」
▼口当たりが柔らか~いワインです
▼キンキンに冷えた「アルパカ シャルドネ・セミヨン」に熱々のクラムチャウダーをあわせるのも◎