最近は友チョコや自分チョコも人気だけど「女性が好きな男性に愛を告白する日」。それが、日本のバレンタインですよね。
バレンタインの歴史を紐解けば、古代ローマ時代までさかのぼります。もとは西洋の習慣で、キリスト教と深く関係があるもの。それゆえに、海外と日本におけるバレンタインの過ごし方は異なります。
クリスマスやハロウィン同様、バレンタインも商業化している昨今、世界中でバレンタインを楽しむ習慣があるのも事実。そこで、カナダ、オーストラリア、イタリア、ドイツ、フランス、ナイジェリア、台湾、インドの友人にバレンタインの過ごし方を聞いてみることにしました!
【世界各国のバレンタインの過ごし方、教えて!】
カナダ人女性:男性が女性(恋人や奥さん)に花とギフトを贈る日。女性は男性からのご奉仕を存分に楽しみます。
オーストラリア人男性:ふたりで映画を観て、食事をしてベッドでたくさん愛し合います。
イタリア人女性:男性が女性をレストランに連れて行き、お花とプレゼントを渡します。シングル女子の場合は、バーに繰り出すかな。ガールズナイト万歳!
ドイツ人女性:男性が女性にバラなどお花を送って感謝を伝える日です。
フランス人男性:時間があれば、日中はロマンチックなデートをします。夜は男性が女性を素敵なレストランにエスコート(子どもがいる場合は自宅でコース料理を作ることも)して、夜は自宅でゆっくりと、数時間から一晩かけてベッドタイムを楽しみます。
ナイジェリア人男性:男性から女性にギフトをあげる方が多いけれど、基本的には男女がギフトを贈り合う日です。アクセサリーや服などを買った上で、チョコも渡すことが多いです。
台湾人男性:台湾にはバレンタインが2回あるんです! もう1つのバレンタインは7月7日。いずれも高級レストランで食事をして、ギフトを交換します。そんなわけで、バレンタインはレストランの予約が取りにくい!
インド人男性:バレンタインは(植民地時代に)イギリスから入ってきた習慣なので、インドでは北米やヨーロッパ同様、男性が女性に贈り物をする日です。チョコや花は鉄板だけど、相手が好きなものを贈るよね。現在は女性からもプレゼントを贈ることが多いですよ。
【カップルで愛を確かめ合うことが多いみたい?】
こうやって各国に意見を聞いてみると、北米やヨーロッパでは、男性が女性に尽くす日。アジア圏では男女がプレゼントを交換し合う日……という特徴があるようですね。いずれも「チョコやお花は鉄板!」という意見が目立ちました。
海外のロマンチックなバレンタインは、実はカップルがロマンチックな時間を過ごす、日本国内のクリスマスに近いイメージです。今年のバレンタインは、そんな文化的な小ネタを披露してみてはいかがでしょう?
参考リンク:CBN「St. Valentine, the Real Story」
取材・執筆=sweetsholic / 画像=Pouch編集部(c)Pouch