『フォートナイト』は、人口の98%が消滅してモンスターが現れた世界を舞台に、ヒーローが世界を救うべく戦うというアクションゲーム。ゲームのプレイヤーはネットを通じて、さまざまな人々とオンライン対戦することができます。
ある日、ハンドルネーム「Nadeshot」こと、プロゲーマーのマシュー・ハーグ(Matthew Haag)さんは、アンドリュー(Andrew)くんという名前の少年とタッグを組み、このゲームをプレイ。しかし残念なことに、敗北してしまったんです。
【反省する少年に対しプロゲーマーは…】
海外サイト「Mashable」によると、アンドリュー君はこの結果に、かなりガッカリした様子だったそう。そんなアンドリューくんに対して、ハーグさんは「ごめんな、相棒。ベストを尽くしたんだけど、敵が多くて」と話しかけたんですって。
するとアンドリューくんは「あなたはプロで、ボクは新人。それなのに足を引っ張ってしまいました」と逆に謝罪をするという展開に!
これに対してハーグさんは、「そんなことない! キミとボクはただゲームを楽しんだだけだよ。キミはゲーム中ずっと、素晴らしい仕事をしてくれた」と返し、健闘をほめたたえていたそうなんです。
【ネット民も感動しまくり】
このやりとりの一部始終は、ライブストリーミングサイト「Twitch」で配信されていました。これを目撃したユーザーたちは、「Aww(きゃー、わーっ)」などの感嘆の声を上げまくっていた模様。
アンドリューくんもハーグさんの優しい言葉に「ありがとう!」と返しており、この出来事は彼にとって忘れられない思い出となったようです。
【いい経験ができてよかったねぇ】
今の時代、ゲーマー同士リアルタイムで交流が図れるので、おそらくこのようなやり取りは珍しくないのでしょう。しかしなかには、子どもだからといって容赦しないプレーヤーがいるかもしれません。
けれども、プロのゲーマーと一緒にプレイして、その人から「いい仕事をしてくれた」とほめられたら自信がつくはず。得難い経験ができて本当によかったね、アンドリューくん!
参照元:Twitch、Mashable
執筆=田端あんじ (c)Pouch