20歳の頃、わたしは夏フェスで誰よりも目立つべく、背中に大きなタトゥーを入れたことがあります。
しかしタトゥーはタトゥーでも、このとき挑戦したのは2週間ほどで自然に消えるという “ヘナタトゥー” 。横浜のとあるヘナタトゥー屋さんで肩甲骨のあたりに鳥の絵を描いていただき、フェス会場では「それかっこいいね!」「どこで彫ったの?」といろんな人に話しかけてもらったことをよく覚えています。
2018年4月21日、木村カエラさんがインスタグラムで「いまハマっているもの」と紹介していたのは、カナダ生まれの100%オーガニック成分タトゥー「インクボックス」。500種類以上あるデザインから選べるうえ、約2週間で自然に消えて手軽なのに、本物のタトゥーのような発色なのです。
【なぜ2週間で消えるの?】
通常のタトゥーは、針を肌に刺し、肌の奥深くにある真皮というところまでインクを浸透させるため、消えることはありません。
インクボックスは真皮の上にある表皮までしか浸透しないため、2週間しか残らないとのこと。なんでも2週間は “人間の肌が再生するのにかかる時間” らしく、この仕組みをうまく利用しているようなんです。
【もっともたせる or 早く消すこともできるみたい】
ホームぺージを見ると2週間というのはあくまで “目安” で、肌に適度な潤いを持たせれば2週間以上もつこともあるのだとか。逆に早く落としたい場合は、絵を描いた部分を洗ったりして1日に数回角質を落とせば5日から1週間ほどで消すことができるようです。
そのほかインクボックスには、「より綺麗に色を出すには、あらかじめ角質を落としておくといい」「身体の部位によって色の濃さが変わる」といった特色があります。なお施術後24〜36時間でインクが濃くなっていくので、最初の色づきが薄いからといって、心配する必要はなさそうですよ~。
【「フリーハンド」と「ステッカータイプ」があるよ】
本物のタトゥーのような濃い紺色に発色する「インクボックス」には、自分で好きなデザインが描けるフリーハンドインク(3480円から)と500以上のデザインがあるステッカータイプ(2980円から)の2種類があって、前者は30分、後者は15分で施術が完了するみたい。
ステッカータイプのデザインは星や鳥、メッセージなど今っぽくてさりげないものが多くてキュート!
木村さんがハマっているのはフリーハンドインクのほうらしく、花と星を組み合わせたようなモチーフを手首に描いたところを、インスタグラムで公開していました。
【絵心に自信のない人はステッカーがおススメ】
ただし絵心がない人はフリーハンドインクは悲しい結果となる可能性が高いので、ステッカーを選んでおいた方が安心でしょう。2週間肌の上に残るということを、どうかお忘れのないように……!
参照元:プレスリリース、インクボックスジャパン、YouTube、Instagram @inkbox_japan、Instagram@kaela_official
執筆=田端あんじ (c)Pouch