会社のデスクに置いてあるようなオフィス用品。それをすばらしいアート作品に変えちゃう海外アーティストがいるんです。
彼の名はEvan Stole(エヴァン・ストール)。ホッチキスの芯にシュレッダーにかけた紙くず、画びょう、封筒などなんでもござれ。鉛筆の削りカスなんて捨てるしかないものでも、彼の手にかかれば美しい模様のオブジェに。
この目のつけどころと構築力、ほんとにスゴい……!
【画びょうが美しい模様のオブジェに!】
たとえば画びょう。これを縦にも横にも重ねてウロコのような美しい模様のオブジェのような作品にしちゃうのがエヴァンさん流。
よーく見なければ、あるいは聞かなくては、これが画びょうで作られてるなんて気づかないのでは?
【鉛筆の削りカスだってアートの材料】
鉛筆を削ったときに出る木クズだって、エヴァンさんにとっては大事なアートの材料。丸い形をした削りカスをいくつも張り合わせれば、これまた美しい作品に。
目にやさしいベージュカラーに、ところどころ赤、青、白のトリコロールカラーが混じっているのがアクセントになっています。これもホテルや著名人の邸宅なんかに飾られていたら、高価なモダンアートに見えるに違いありません。
【何で作られているかあててみて!】
アメリカ・ウィスコンシン州のミルウォーキーにあるギャラリーでおこなわれた「30x30x30 exhibition」という展覧会にも出品されたというエヴァンさんの作品。制作の際にはテクスチャやパターン、動きに重点を置いて、アイテムの分解と再構築に焦点をあてているといいます。
何から作られて、どんなふうに作品に取り入れられているのか。エヴァンさんの作品はインスタグラムにもアップされているので、ぜひ皆さんも見て考えてみて。どんなオフィス用品が使われているか、皆さんはわかるかな?
参照元:Instagram @evanstolerart、boredpanda
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼エヴァンさんの作品をインスタグラムでチェック! こちらは封筒を使った作品
▼こちらは名刺を使った作品
▼作品の制作過程