暖かくなってきて、冷た~いカルピスが美味しい季節がやってまいりました。
子供のころから今に至るまで、ず~っと愛飲している人も少なくないであろう、定番の味・カルピス。そんなカルピスが、現在 “あること” で、ツイッターで話題になっているというんです。
それは、「カルピスを飲んだ後、口の中に何かが残る人と残らない人がいる」というもの。
【「残らない人」もいたんかい】
なんでも唾液に含まれる成分によって白いかたまりが残る人と残らない人がいるそうなのですが……かくいうわたしは “残る人” のほう! あの現象って全員にあるわけではなかったんですねぇ。目からウロコ~!
【あの正体は何なの? 教えて!】
カルピスの販売元・アサヒ飲料のホームぺージにある「Q&A」の項目を見ていくと、「『カルピス』を飲んだ後、口の中や舌の上に残る白いかたまりは何ですか?」という質問の中に、知りたかった答えがしっかりと明記されていました。
口の中に残る “白いもの” の正体は、「カルピス」の中に含まれるカゼインというたんぱく質と唾液に含まれるムチンという成分が反応してできたもの。
ただし唾液の成分には個人差があるため、かたまりのできる人とできない人がいる、とのことなんです。
【「子供の頃は残っていたけど大人になってからは感じない」という声も】
話題のつぶやきにはたくさんの声が寄せられていて、
「喉に膜がはる感じ」
「後味がちょっと残念になります」
「ヤクルトとかピルクル(?)でもなったぞ」
「ザラつきというかなんか残ります」
というふうに、見たところ “かたまりが残る人” が多い印象。
一方で興味深かったのは「子供の頃は “口の中に残る” 感覚があったけれど、大人になってから感じなくなった」といった声です。
また Pouch 編集部でもこの点について話し合ったところ、「希釈タイプのカルピスには “残る” 感じを覚えるけれど、ペットボトルや缶で販売されている『カルピスウォーター』だと感じない」という意見が上がりまして、言われてみればたしかにそうかも~!
【昔のカルピスと現在のカルピスには「ある違い」があるらしい】
調べてみると、2017年8月22日に放送されたTBS系情報番組『この差って何ですか?』が、これらの謎を解き明かしてくれていた模様。
今と昔のカルピスを比べると “白いもの” が口の中に残りにくくなっているらしく、その理由は「カゼインとムチンの結合を防ぐ “大豆多糖類” を加えた」から。大豆多糖類がカゼインを包み込みむことによって唾液に含まれるムチンとの結合を防ぐことができた、と伝えていました。
というわけで、今と昔の感じ方の違いについては納得! は~、モヤモヤが解決してスッキリしたわ~~~☆
参照元:アサヒ飲料、Twitter、TBS
画像=Pouch編集部
執筆=田端あんじ (c)Pouch