2018年3月に、キャベツが猫のように動く動画「#キャベバンバン」を公開して話題となっていた日清食品。
近年問題となっている “フードロス” に着目して、日清U.F.O.焼きそばを食べる前に、湯切りで張りついたキャベツをフタをバンバン叩くことで「キャベツを余すことなく食べよう!」と提唱。
フタ裏についたまま捨てられてしまうキャベツを少しでも減らすことを目的としたこの取り組みが、実はまだ続いていたようなんです。
【なぜそこまでして】
「キャベバンバン」における第2の試みとしてこのたび登場したのが、キャベツを無駄にしないためのデバイス「キャベバンバン CBB-001」。
パワフルな振動を用いることでフタ裏にへばりついたキャベツをすみずみまで除去してくれるらしいのですが……。ぶっちゃけ、ここまでする必要ある!? 手で叩けば済む話じゃないですか~~~!?!?!?
【見た目がものすご~くシャレオツですよ】
オシャレな片手鍋のようなフォルムと真っ赤なカラーが印象的で、ネーミングもやけにスタイリッシュな「キャベバンバン CBB-001」。コレを使ったキャベツの除去率は、81%。
ゴムの弾性に着目した「マルチ・ラバー・ヘッド」機構を搭載し、U.F.O.焼きそばのフタに同心円状に広がる複数の振動を起こすことが可能に。
湯切りから食後のゴミ捨てまでを自然な動きで行えるようにデザインされており(ダイレクトモーション設計というらしい)、電気を一切使用しないから、水洗いができて非常に衛生的なのだそうですよ。
【結局は「キャベツを落とすためだけの道具」なのですがね】
……と、ここまで読んでおわかりのとおり、日清のデバイスに対するこだわりは強いよう。またキャベバンバン特設サイトも非常に凝っておりまして、一見すると、オシャレ家電メーカーが手がけた商品のようにすら見えます。
しかしこのデバイスができることといえば、日清U.F.O.焼きそばを湯切りするときにキャベツを落とさないようにする、これ1点のみ。
どんなに仰々しく表現されようとも、つまりは、キャベバンバンのキャベバンバンによるキャベバンバンのためだけの製品なのであります。
【クラウドファンディングで予約販売受付中☆】
“食にまつわるさまざまな問題” に日清食品独自の視点からアプローチする商品開発プロジェクト「PRODUCT X (プロダクト・ペケ)」による「キャベバンバン CBB-001」は、5月17日より、日清のオンラインストアでクラウドファンディングによる予約販売の受付を開始しています。
「キャベバンバン CBB-001」は1つ税込み4980円で2018年5月31日朝10時までに予約数が1000個に達した場合のみ、販売されるそうです。ゲットしてみたい人は、さっそく申し込んでみてはいかがでしょうか。
参照元:プレスリリース、キャベバンバン
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼ダイソンの新商品かと思ったわ
https://www.youtube.com/watch?v=oNsxfKtm2VM