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中毒映画『バーフバリ 王の帰還』の完全版はやっぱり最高だった…未公開シーン26分が追加されて感じた2つポイントをご紹介します

2018年6月12日

日本の映画ファンの間でじわじわ人気に火が点き、大いに注目を浴びたインド映画『バーフバリ』2作品。

2作に渡って語られるのは、バーフバリの血を受け継ぐ2人の男を主役に据えた一大叙事詩。

ド派手な戦闘あり、胸キュン恋愛あり、そしてインド映画ならではな歌と踊りありと盛りだくさんで、特に奪われた王座を取り戻しに行く完結編『バーフバリ 王の凱旋 』の結末は、スカッとすることこの上なしなんですよね~!

これまで公開されていた『バーフバリ 王の凱旋』は、141分と尺が短めな海外版だったのですが、実はそれより26分長い167分もの超大作・完全版(オリジナル・テルグ語版)があるんです。

完全版は、長い間日本での公開が叶っていませんでした。しかし2018年6月1日に、ようやく日本に初上陸を果たしたのです……!

ってなわけで、さっそく映画を公開している東京・新宿ピカデリーへ直行。完全版の世界を体感してまいりましたよ。

【どんなお話なの?】

まず最初に、『バーフバリ 王の凱旋』のあらすじを簡潔かつ乱暴に説明するならば……。「父ちゃんと母ちゃんの出会いから結婚生活まで」そして「父ちゃんと母ちゃんの仇を取りに行く息子」という大きな2つの展開を、ギュッと1つにまとめたお話ってところでしょうか。

前作『バーフバリ 伝説誕生』を観ていなくとも、父のアマレンドラ・バーフバリと宿敵バラーラデーヴァの因縁については、大体わかるので、この作品から『バーフバリ』の世界に入っていってもほとんど支障はございません。

もちろん、両方観たほうが物語に奥行きが出るので、より深いところで楽しめるのですがね♪

【どこが違うの?】

その1:ストーリー自体をより堪能できる
完全版は海外版よりも26分尺が長めになっています。細かなシーンが足されているものの、ストーリーの流れ自体はおんなじ。

実際に観て感じた大きな違いは、海外版は「息をもつかせぬスピーディー展開」であるのに対し、完全版は「ストーリーやそれぞれの人物の背景をじっくり堪能できる」ところ。

国母シヴァガミの苦悩する様子など、登場人物たちの細かな心理描写を感じることができるつくりとなっているように思えました。

その2:可愛すぎるミュージカルシーンが追加されているよ
また完全版のほうには、母ちゃんことデーヴァセーナが楽曲『かわいいクリシュナ神よ』にあわせて歌い踊るシーンが追加されているのですが、ここめちゃくちゃ可愛いので超必見……!

そして物語のラストに出てくる、息子マヘンドラ・バーフバリがマヒシュマティの国王に即位するシーンも、豪華絢爛かつ女性たちがまばゆいほどに美しい~。これまでの流れをしみじみ振り返ることもできるので、ぜひとも注目してほしいところです。

【余韻に浸れるのが「完全版」の醍醐味】

映画を観終わってもなお興奮が収まらない海外版と比べると、完全版はストーリーの余韻にじっくり浸ることができると言いますか、よりいっそう感動が深くなった気がしました。

完全版は全国で公開されているので、お近くの劇場をチェック。海外版を観ている人はもちろん、『バーフバリ』未体験というあなたも、この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、いつもはエンドロール途中で立ち上がってしまうという方も、今回は我慢して最後まで見ていただきたい!

そして上映時間が3時間弱とものすご~~~くながいので、トイレが近くなるような飲み物は避けたほうがいいかもしれませんよ。たとえばコーヒーとか、ビールとかね。

参照元:映画『バーフバリ 王の凱旋』完全版公式サイトYoutube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼まあ、結局ビール飲みたくなっちゃうんですけどね

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