2018年6月18日に大阪北部で起きた最大震度6弱の地震。気象庁は、今後1週間ほどは大きな余震に注意したほうがいいと呼びかけています。
いつどこで大規模地震が起きるかわからない今だからこそ、スマートフォンにダウンロードしておきたいのが、2018年3月1日にリリースされた東京都公式の防災アプリ「東京都防災アプリ」です。
【お守り代わりになります】
こちらのアプリは、防災の基礎知識や災害時の行動などを学べる「東京防災」モード、くらしの中でできる防災対策を学べる「東京くらし防災」モード、そして災害が起きたときに役立つ「災害時モード」という、3つのモードで構成されています。
カラフルで見やすいため、欲しい情報を簡単に検索できますし、オフラインにも対応しているから電波がない場所でも使うことができます。わたしもスマホにダウンロードしているのですが、お守り代わりとなっているんですよね。
【いざというときの対処法などが詳細に書かれているよ】
個人的にいちばん便利だと思ったのが、「東京防災」モードです。
トップページにある「まずはここから学ぼう防災」をクリックすると、地震発生直後に起こり得る事態や取るべき行動、さらには避難生活についてを具体的にイメージできる、イラスト付き「大震災シミュレーション」が。
そして、「もしもマニュアル」には怪我や火事、暖房器具がないとき、断水時のトイレの使い方や布ナプキンの作り方といった、 “いざというときの対処法” がずらりと示されています。
さらには備蓄に関して触れている「今やろう 防災アクション」といった項目がずら~っと出てくるんです。
【備蓄に関する「チェックリスト」が便利】
中でも注目したいのは「今やろう 防災アクション」で、食品や生活用品など、災害時に必要なものが “チェックリスト” として掲載されています。
非常用持ち出し袋リストや、ある4人家族をロールモデルにした備蓄ユニットリストもあるので、具体的にイメージしやすくなっています。
【防災について学ぶことや、災害時もできます】
そのほかにも、クイズに答えていくことで災害について学べる「防災クイズ」や、「シミュレーション」といった項目もあって、わかりやすく防災の知識が身につくようになっています。
また「災害時モード」には、安否情報確認ツール一覧や交通情報一覧、さらには公衆電話設置場所検索といった “緊急時に必要な情報” が掲載されているほか、緊急ブザー機能なども搭載されています。
東京都の公式アプリとはいえ、他地域に暮らす人たちにとっても参考になる情報が網羅されているので、入れていて損をすることはないはず。ぜひ参考にしてみてください。
参照元:東京都防災アプリ
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼備蓄に関しては、「東京防災」モードのトップページ下部にある「そなえ」もご参考に☆
▼「東京くらし防災」モード、「災害時モード」の緊急ブザーは、マナーモードにしていても音が鳴ります
▼被災したときは「災害時モード」が頼りになりそう