2017年、日本はもちろん、世界をもアッと驚かせるサービスが誕生しました。
その名は「ロボット導師」。なんと、ロボットのペッパーくんが読経してくれるという衝撃的なサービスなんです。
これが想像以上に本格的。袈裟を身につけ、般若心経を読経し、木魚を叩くペッパーくんの姿は、意外とサマになっているんですよね。
【なぜ開発されたのか?】
この「ロボット導師」は、株式会社ニッセイエコによる「じぶんで 葬儀」が提案するサービス。
なんでも菩提寺の無い方や、檀家制度にとらわれたくない方など、葬儀に関する様々なニーズに応えるべく誕生したそうです。また希望の宗派に合わせて、どんな場所でも読経することができるのだとか。
【海外でも話題に】
ロボット導師・ペッパーくんには、海外メディアも注目。アルジャジーラ英語版のフェイスブックには、取材動画が公開されています。
袈裟を着て読経するペッパーくんを目にした海外ネットユーザーの多くは、その姿に衝撃を受けたよう。賛否両論、様々な意見が集まっていました。
「宗教の概念そのものをぶち壊してるな」
「日本人がこんなにも忙しすぎなければ、もっと仏教に興味を持っただろうに」
「こういった状況でロボットを使う人は、仏教の司祭とはどういうものかを理解していないと思う。悲しい」
「故人を救うことにはならない」
「あらゆるものがロボットに置き換えられてゆく」
「これがなぜダメなのかわからない」
「素晴らしいアイディア」
【あなたはどう思う?】
公開された動画に出演している僧侶の方は「どこまで(ペッパー君に)心を入れられるのか、見届けたい」とのこと。
さてみなさんは、「ロボット導師」というサービスについて、どう考えるでしょうか。
参照元:Facebook、プレスリリース、Instagram @jibundesougi、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch