ユニークな製品を生み出し続けている文具メーカー・キングジムが、手書きでメモが取れる新感覚の電子ツール「カクミル」を開発。現在製品化に向けて、クラウドファンディングサイト「Makuake」で支援者を募っています。
と、ここで「手書きでメモ取るくらいなら電子ツールにする必要ないんじゃ……」と心の中でツッコんだみなさん。「カクミル」にはメモを取るだけでなく、日時を設定するとアラームや画面表示でお知らせしてくれる機能があるんですよ。
手書きのメモって、書いたはいいものの、そのまま忘れてしまうことも多々。この “忘れてた” を解消するためのツール、それが「カクミル」なんです。
【消しゴム機能も付いてます】
電源ボタンはなく、画面にタッチするだけで入力することができるため、まさしく紙とペンを使うのと同じようにメモすることが可能。消しゴム機能も搭載されているので、書き損じてしまっても問題はありません。
【画面が自動で反転→どんなふうに置いても読みやすい!】
電子ペーパーディスプレイによって “電源を切っても書いたメモを表示したままにできる” から、デスクに置いておけばいつでも視界に入って、メモした予定やタスクをうっかり忘れてしまうことを防いでくれそうなんです。
また本体に内蔵された加速度センサーが姿勢を検知するので、「入力時」と「表示時」の画面表示が自動的に切り替わるそうですよ。
【5つの機能が内蔵されているよ】
「カクミル」は、単3形アルカリ乾電池またはエネループ4本で稼動(別売り)。本体内蔵メモリにデータを保存するので電池を抜いてもデータが消えることはなく「メモ」は最大99枚まで、「ToDoリスト」は最大30件まで保存することができるといいます。
アラーム音はオフすることもできるので、どんな環境でも使用可能。また、「メモ」や「ToDoリスト」だけでなく、「カレンダー」「時計」「電卓」といった合計5つの機能が搭載されているので、デスクのうえに必要なアイテムをひとつにまとめることもできちゃう☆ デスクが散らかりがちな人にとっても、ありがた~いアイテムかもしれません。
【本体色×ペン色を6パターンから選択できます】
クラウドファンディングは2018年7月25日から10月30日まで行われる予定で、目標額に達成しないと製品化されない「All or Nothing」形式を採用しています。
需要のほどを確かめるためにこのかたちをとったようなのですが、8月3日の時点での達成率は74%。今後どれだけ伸びるか注目です。
ちなみに支援コースはすべて「本体色×ペン色」を6パターンから選択することができるようになっていて、こちらは「Makuake」オリジナルのプラン。
早割価格のコースは軒並み売り切れていて、現在は1万3000円から支援できるようなので、さっそくチェックしてみてはいかがでしょうか。
参照元:キングジム、Makuake、Youtube
執筆=田端あんじ (c)Pouch