つい最近、「校則で下着の色は白と決められている学校がある」と、ツイッターを中心に話題となりました。
一体なぜ、「白」であらなければいけないのか。
その理由を調べてみたところなんとその多くが「透けないようにするため」らしく、これには首をひねらざるをえません。だって……おそらく多くの女性がご存知だと思うのですが、白いブラウスを基準にした場合、白ってめちゃめちゃ透ける色じゃないですか。
【ランジェリーショップが検証してくれました】
「白い服に白い下着を合わせると透ける」ということをハッキリと証明したのが、ランジェリーショップ「BODY FOCUS」のツイッターアカウントです。
「透ける心配がないように、校則で下着の色は白と定められている」という話題を踏まえて、「下着屋として言わずにいられないので簡単な検証をしました」とツイート。
白・ピンク・水色・ベージュ・赤・紺という6色の紙を横並びにセットして、実際に上から白い布をかぶせたらどう見えるのか実証実験してくれたんです。
【結論:肌より薄くて淡い色は透ける!】
その結果明らかになったのは、「肌よりも薄い淡い色はすごく透ける」ということ。つまりは白をはじめ、薄くて淡い色合いのピンクやブルーは透けてみえて、その他の濃い色は比較的透けにくいことが証明されていたんです。
【ツイッターでめちゃめちゃバズっています】
ランジェリーショップ自ら検証してくれたこともあって、このつぶやきはあれよあれよという間にリツイート数10万8700超にまで到達。「いいね」の数に至ってはなんと17万7400超にまでおよんでおりまして、コメントも殺到。
「多感な高校時代からよく利用してたボディフォーカスがこんなツイートしてくれるの、嬉しい」
「まさに目から鱗です!」
「男性でも白インナーって透けて悪目立ちすると思ってたのでこれは参考になります!」
といった具合に、感謝の言葉が数多く寄せられています。一方で「白が透けることは知っていたけど校則だから仕方なくやっていた」とコメントしている人もおりまして、つくづく、校則とは一体なんなんだろうと考えさせられました。
【リプライ欄まで隈なくチェックしてみるべし】
ちなみに「BODY FOCUS」は、「透けないようにが目的の校則であれば是非キャミなどインナーの着用をお勧めします」ともつぶやいておりまして、たしかに下着の上から直接ブラウスを羽織るのではなく、その間にインナーを1枚取り入れるのがいちばんの解決法かもしれません。
またその後のリプライ欄でも、「そもそもの肌の色が白いか黒いかでも見え方が変わってくること」、「白シャツに合わせるならば、深めのエンジやワインカラーが透けにくくておススメであること」などを説明してくれていて、非常に参考になるんです。
【白い服にもっとも適したインナーカラーは何色なのか聞いてみた】
念のため「BODY FOCUS」に、 “白ブラウスにあわせるうえでもっともおススメのインナーカラーは何色なのか” 質問してみたところ、返ってきた回答はこちら。
「1番はそのお客様の肌よりも濃いベージュ、モカをおすすめします。ただどうしても可愛くないと言われがちなカラーなので深い赤、紺も透けにくいんですよ、とご紹介しました。当店はセレクトショップなので、時期によって商品の品揃えが変わるのでその都度臨機応変に対応しています」
というわけで現役の学生さんはもちろん、とっくに大人になってしまったみなさんも、今後のコーディネートのご参考に~!
参照元:Twitter @body_focus
画像=BODY FOCUS used with permission
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼わたしも20代前半の頃は「BODY FOCUS」さんに大変お世話になりました
校則で下着の色が白と決められているという記事をよく見かけます。理由で多く見るのが「透けないように」。下着屋として言わずにいられないので簡単な検証をしました。肌よりも薄い淡い色はとっても透けます。透けないようにが目的の校則であれば是非キャミなどインナーの着用をお勧めします🙇♀️ pic.twitter.com/kBEzSmg5D6
— BODY FOCUS (@body_focus) August 22, 2018