お肌の乾燥と同時に唇のピリピリ感も気になる季節がやってまいりました。普段メンソレータムやワセリンをぐりぐり塗ってすませてしまう私ですが、何やら無印良品に色つきリップとして使える優秀なリップカラーがあるらしい。
というわけで今回は無印良品「しっとりUVリップカラー」を使ってみました! 細くて塗りやすい&落ちやすくて人気……とのことなのですが、落ちにくさじゃなくて“落ちやすさ”がウケてるってどゆこと?
【しっとりUVリップカラー】
無印良品の「しっとりUVリップカラー」は全4色で税込890円。SPF13・PA++で、保湿成分の植物性スクワランとマカデミアナッツ油が配合されているとのこと。UV効果あり&保湿力が高いのはどんな季節でもありがたいですね〜。
カラーはローズ01とベージュ02の2色を試してみました。
ローズは、深みのある落ち着いた色。思ったより暗めのトーンでした。ベージュ02は、こちらも暗めトーンですが、色味は想像していたベージュよりもかなりオレンジよりの印象。
実際に塗ってみると、ローズは私の唇の色味にすんなりとなじみ、ほとんど塗ったかどうかわからない状態。写真で比較すると明らかに違いますが、塗ったときは「え、コレちゃんと塗れてる??」って感じでした。まさにナチュラル……。
でも、唇全体がなめらかになって、確実に発色が良くなっています。塗った感触は、ピタッとはりつく感じ。ツルンとうるおうというよりは、膜が張ったように感じました。
一方のベージュは、遠目にはわからないのですが、唇の上でリップカラーがややムラになってしまい「塗ってる」感が強め。
ただこれは、私の肌色が原因かもしれません。どちらかというとブルーベースと診断されることが多いので、オレンジよりのベージュだと浮いてしまうのかも。
ナチュラルに見えるかどうかは、自分の肌にあった、なじみの良い色を選ぶことがポイントになりそうです。
【塗って普通に過ごしてみた】
この日は1日、リップカラーをつけた状態で普通に過ごしてみました。出かけた先でコーヒー飲んだり、パンを食べたり……。リップカラーによっては香りがついているものもありますが、この商品には味もニオイもないので食事をしてもまったく気になりません。
飲み食いすれば当然のようにカラーは落ちますが、元の色がナチュラルなので、「落ちた感」がないです。なるほど、落ちやすさがヨシとされている理由はこの辺にあるのかも。
塗り直しも楽ちん。色が派手じゃないので、ササッと塗ってもサマになります。試しに鏡を見ないで塗ってみたところ、輪郭をていねいに拾うのは難しいものの、唇の色ムラは十分にカバーしてくれました。
ただ「細身のリップで塗りやすい」という声については、私は唇がわりと厚めなのでグリグリと塗らねばならず、やや微妙です(笑)。
【保湿力は文句なし!コスパは?】
こちらのリップカラーは、一度繰り出したら元に戻らないタイプの容器。容量は1.6gということでしたが、使う分だけしか出せないので、全体の量を目で見て確認することはできませんでした。
でも落ちやすさを踏まえると、ガンガン塗ってガンガン減ることは間違いなさそう。本当にリップクリーム感覚で使うには、コストパフォーマンス抜群! とはいえないかなあというのが正直なところ。
あとは先にお伝えしたとおり、唇にピタッと密着する感触は、好き嫌いが分かれるかなという気がしました。つけていることを忘れるような質感のリップカラーも増えているので、この感触を「重め」に感じる人もいるかも知れません。
ただ、保湿力に関しては文句なしです。1週間ほどこちらのリップカラーを使ってみましたが、唇の荒れ・乾燥はまったくナシ。それどころか、ちょっとふっくらして縦じわも減ったかも……。
総合的には、ポーチに1本入れておくと助かるアイテムだと思います。自分の肌に合った色を選ぶためにも、店頭でテスターを使ってみることをオススメします〜!