これまで Pouch でもたくさんご紹介してきた、 “神レベルの絵師” と呼ばれるほどの画才の持ち主たち。ここ最近では、日本に住む16歳の男子高校生が色鉛筆で描いたユキヒョウの絵が、ツイッターで大きな注目を集めていました。
今回ご紹介するのは、独学で絵を学んできたというイギリス・ロンドン出身のアーティスト、グルクバール・シン・バチュ(Gurekbal Singh Bhachu)さん。
作品のモデルは歌手のリアーナさんにラッパーのドレイクさんなど名だたる著名人たちで、どの作品も写真のような趣き。体温が感じられるほど、息遣いまで聞こえてきそうなほどにリアル、さらにそこに絵画ならではのインパクトが加わっていて、もう本当に素敵なんです。
【ぜんぜん絵に見えないんですケド…】
24歳だというバチュさんが絵を描くときに主に使用しているのは、色鉛筆を含む鉛筆。
「ホワイトカラーのマーカーでハイライトを入れる」といったテクニックも織り交ぜて、誰もが息をのむほどの、ハイパーリアリスティックな作品を仕上げています。
【SNSには作業工程をとらえた動画も】
バチュさんはWebサイト「GSinghB」を開設している一方で、インスタグラムやツイッターといったSNSで作品を公開。
できあがるまでの工程を順を追って見せてくれたり、作業の手順がわかるような動画をたくさんアップしてくれたりと、絵を描く人にとっては参考になることがたくさんあるのではないでしょうか。
【「ブルース・リー」には息をのみました】
どの作品も甲乙つけがたいほどの出来栄えで、イキイキとした表情に惹きつけられてしまうわけなのですが、わたしが特に目を奪われたのはブルース・リーさんを描いた1枚。
くちびるの縦ジワや肌のキメ、眉毛の1本1本にいたるまで細かく再現されているのはもちろん、あの鋭い眼光までリアルに表現。目が合うたびに黒目の奥がきらりと光るように見えて、鉛筆で描いた絵とはとても思えません。
本当に、生きて、そこに存在しているようにしか見えなくて、その卓越した画力に圧倒されてしまいましたよ……。
【あの有名俳優も笑顔を見せる腕前です】
まだ24歳ということで、バチュさんはきっと今後もメキメキと、腕をあげてゆくのでしょう。
2017年11月には、ハリウッド俳優のサミュエル・L・ジャクソンさんを描いた絵がご本人の手に渡っていたようで、ネットで話題になっていたみたいです。世界的に有名な画家になる日も、そう遠くはないかもしれませんね!
参照元:GSinghB、Instagram @g_singh_b、Instagram @samuelljackson、Twitter @G_Singh_B
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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