10代女子向け総合メディア「マイナビティーンズ」が、「2018年ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表。2018年に流行した「モノ・ヒト・コト・コトバ」の4ジャンルについて、13〜19歳の女性519名のアンケート回答を集計したとのこと。
昨年2017年に流行った「コトバ」は、「インスタ映え」「熱盛 」「〜ンゴ」などだったのですが……。たった1年しか経っていないにもかかわらず、すでに懐かしく感じてしまうのはわたしだけなのでしょうか。
さてさて今年は一体どんな「コトバ」が流行っていたのでしょうね? さっそくランキングをチェックしてみましょう!
【栄えある1位は「エモい」】
「コトバ」篇で1位を獲得したのは、「エモい」(34.1%)。
感情が高まったときや感慨深いとき、何とも言えない感情を表現するときなどに用いられている言葉で、「この写真エモい(この写真は趣がある)」といった感じで使います。
わたしは10代ではないけれど、ツイッターにはひんぱんに出てくる表現だったので、フツーに使うようになったな……。
【2位は「○○みが深い」】
続く2位の「○○みが深い」(30.8%)も同じく、ツイッターでよく見かけたので、自然と自分も使っていた言葉。
「非常に」「すごく」という意味で、「わかりみが深い(すごくわかる)」とか、「嬉しみが深い(すごく嬉しい、非常に嬉しい)」といった使い方をするのですが、なかなか便利な表現なうえに響きも可愛らしいので、人気が出たのもわかりみが深いですよね~~~!
【3位は「○まる水産」】
そして3位「○○まる水産」(22.4%)も、ツイッターではおなじみ。
海鮮居酒屋チェーン店「磯丸水産」が元ネタで、「あざまる(ありがとう)」や「おけまる(オッケー)」といった言葉と合体させて、「あざまる水産」「おけまる水産」という使い方をするのが定番。
語尾につけて楽しむだけなので、 “まる水産” 部分には特に意味はないものと思われます。
【知っている「コトバ」はいくつあるかな?】
なお4位から10位までの結果は、次のとおり!
4位 「平成最後の○○)」(22.0%):今年は平成最後の年ということで流行。
5位 「草」(20.8%):笑える、ウケる、面白いの意。
6位 「あげみざわ」(18.1%):テンションが上がるの意。
6位 「しんどい」(18.1%):「愛情が積もりすぎて苦しい」「楽しすぎる」「残念で辛い」などの意味がある。
8位 「すきぴ」(14.3%):好きな人、の意。恋愛にかぎらず好きな友達や芸能人も含まれる。
9位 「○○オブ○○」(11.8%):「最高オブ最高(めっちゃ最高)」という風に使う。
10位 「つんだ」(10.4%):「もうだめ」「終わり」「ゲームオーバー」の意。
さて、あなたの知っている「コトバ」はいくつあったでしょうか。
【2018年は『花のち晴れ』『タピオカ』がアツかった!?】
ちなみに、2018年に流行った「モノ」の1位は、台湾発のタピオカミルクティー店「Gong cha(ゴンチャ)」(56.7%)。「ヒト」の1位は、デビューシングル『シンデレラガール』が大ヒットした、ジャニーズの新星 “キンプリ” こと「King & Prince」(54.9%)。
そして「コト」の1位は、再ブレイクを果たしたDA PUMPによる「U.S.A.ダンス」(39.5%)でした。
印象的だったのは、「モノ・ヒト・コト」のすべてに、TBS系ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の関連ワードがランクインしていたこと。主題歌『シンデレラガール』は流行ったモノの4位だったし、10代のあいだでは特に影響力の強い作品だったんですね!
また「モノ」1位の「Gong cha(ゴンチャ)」に「コト」2位の「タピオカ屋巡り」と、タピオカミルクティーが10代の“定番ドリンク”になったこともうかがえる結果でした。一気にいろんなお店ができたので、飲み比べる楽しみもあったのかもしれませんね。
というわけで今年の「ティーンが選ぶトレンドランキング」いかがでしたか? ツイッターやインスタグラムの話題を振り返っても、10代の影響力って大きいんだな〜という気がしました。さてさて、来年はどんな「モノ・ヒト・コト」にお目にかかれるのか、今から楽しみです〜!
参照元:プレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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