独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)と無印良品の住空間事業部門「MUJI HOUSE」がタッグを組んだプロジェクト、「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」がスタートしたのは平成24年度。
古い建物を取り壊すのではなく、現代の暮らしに合うよう “再生” させようという取り組みで、今やその規模は全国にまで拡大しています。
建物の間隔が広く、部屋自体も広々。光や風がよく通り、緑もたくさんある団地は、極めてぜいたくな敷地条件。年を追うごと、その注目度は増すばかり。ひょっとしたらこのプロジェクトが、団地人気再燃に一役買っているのかもしれませんねぇ。
【入居募集しているかチェックしてみると…】
そもそもファンの多い無印良品が大きく関わっているということで、団地にさほど興味がなくても「入居してみたい!」と思う人もいるはず。
UR賃貸自体も競争率が高いですし、どうせ空き物件なんて残っていないのだろうと、半ばあきらめ気味で「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」のウェブサイトをチェックしてみたところ……。
なんと予想に反して「入居募集」と書かれたお部屋がラインナップされているではないですか~~~!
【高島平団地もあるやないか】
2018年11月27日時点で入居者を募集していたのは、東京・大阪・京都・兵庫・福岡にある、全9物件。その中には、団地好きならその名を知らない者はいないであろう、東京・板橋区の高島平団地の名前もあります。
高島平団地で入居できるのは、1LDKのお部屋ふたつ。UR賃貸住宅のホームページで内装や間取りなど細かな情報をチェックすることができるので、興味のある方はさっそくのぞいてみてはいかがでしょうか。
【狙い目は「大阪の物件」】
また入居者を募集している団地の数がもっとも多かったのは、大阪府です。
現在、吹田市の千里青山台団地に、豊中市の東豊中第2団地。池田市のアルビス五月ヶ丘、枚方市の香里団地、富田林市の金剛団地と、合計5つもの物件がそろっているので、大阪にお住まいのみなさんは大チャンスですよ~!
なお応募は先着順となっているため、希望の住戸に申し込みできないこともあるそうです。というわけで、「ビビッときたらすかさず応募」はマストですよ~!
参照元:MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト、UR賃貸住宅
執筆=田端あんじ (c)Pouch