累計部数100万部を突破している、コナリミサトさんの人気漫画『凪のお暇(なぎのおいとま)』(秋田書店)。
空気を読んでばかりのOL・大島凪(おおしま なぎ)が、当時付き合っていた恋人・我聞慎二(がもん しんじ)の一言をきっかけに、溜まりに溜まっていたストレスが大爆発。「しばしお暇いただきます」と、会社を辞めてドロップアウト生活を送り始めるところから、物語はスタートします。
ストーリーの面白さや魅力的なキャラクター設定もさることながら、『凪のお暇』の魅力のひとつに、バラエティーに富んだ料理もあると思うんですよね。
凪が料理上手で節約が趣味ということもあって、作中には生活の知恵が詰まった美味しそうな料理がたくさん登場するんです。
【まさかの組み合わせに驚く魅惑のドリンク!】
でも……本日ご紹介したいのは、凪が作った料理ではなく、凪にとって “魅力的なお隣さん” であるゴンさんが作ってくれたレシピ。
第3巻に出てくる、「ハイボールのチョコミントアイス乗せ」なのであります。
読んでそのまま “ハイボールにチョコミントアイスを乗っけただけ” の簡単アレンジで、要は “アイスフロートのお酒バージョン” なのですが、ゴンいわく「けっこーイケるんだよねー」とのこと。料理上手の凪ですが、この意外な組み合わせは “初体験” だったらしく、飲んだ瞬間に
「おいしい~~~! なんですかこの絶妙な組み合わせ!!」
と絶叫してしまうほど。凪ちゃんがこれほどまでに感動をあらわにするのだから、美味しくないわけがないわよね……。というわけで、マネして作ってみることにしたんです。
【作り方はめちゃ簡単です】
材料となるウイスキー・ソーダ・チョコミントアイス・氷。
適当なグラスに氷を入れて、ウイスキーを投入(量はお好みで)。
ソーダを入れてほんの少しだけかき混ぜて(炭酸が飛ばないよう注意!)、チョコミントアイスをこんもりと盛りつけたら……。
「ハイボールのチョコミントアイス乗せ」の完成でっす!!!!!
【おつまみとお酒のドッキング!?】
ひとくち飲んでみると、凪ちゃんの言うとおり、まさしく「絶妙な組み合わせ」であることがよくわかります。
そもそもウイスキーとチョコの相性は抜群によく、おつまみでもよくある組み合わせ。またアイスクリームもウイスキーとの相性がよく、「バニラアイスにウイスキーをかける」というアレンジは、ウイスキー好きならおなじみのアレンジ方法なんじゃないかと思うんです。
そんなわけなので、チョコミントアイスをかじりながらハイボールをくぴくぴ飲んでいると、まるでおつまみとお酒を同時にいただいているかのよう。後味にふんわりと香るミントも爽やかで、調子に乗っていつもより早いペースで飲んでしまいます。
【氷をケチることなかれ】
そしてアイスフロートのとっておきの目玉といえば「氷とアイスの境目のシャリシャリしたとこ」だと思うのですが……。
氷を使えばもちろん再現できますので、シャリシャリ好きのみなさんは、氷を材料から省かないようにしてくださいね~っ!
シンプルかつ辛口な味わいのハイボールがベースなので、一般的なアイスフロートよりもスッキリと飲める点も大きな魅力。アイスが溶け切った後のクリーミーな舌触りも心地よく、気がついたらあっという間にグラスが空になっていたのでした。
【バニラアイスで試すのもアリです】
このアレンジ、チョコミントアイスが苦手ならバニラアイスバージョンもアリとのことなので、該当する方は試してみるといいかもしれません。先ほども触れましたが、バニラアイスとウイスキーはとってもよくマッチする組み合わせなので、味は間違いないかと……!
だけど、今回ご紹介したチョコミントバージョンも本当に試してみてほしい! いやもうホント、チョコはもちろん、ミントが想像以上にイイ仕事してくれているので、ぜひみなさんにも体感してほしいのです。
爽やかな後味のせいなのか、夜遅くに飲んでもなぜか罪悪感を感じなかったので、自分をたっぷり甘やかしたいときにでも作ってみてください♪
参照元:秋田書店
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼ホントのホントに美味しかったです!!!
▼漫画もすご~く面白いのでぜひ