ドミニカ共和国出身、現在はメキシコの首都・メキシコシティを拠点にして活動しているアーティストの男性、カマルキー・ローレアノ(Kamalky Laureano)さんは、現在35歳。
写真のような絵画を描くアーティストとして人気を博しており、インスタグラムのフォロワー数は7万9000超にまで達しています。
驚異的な筆力で描かれた絵の数々は、公式サイトからも鑑賞することができるのですが、何も知らなければ絵だと気がつかない人もいるはず。我が目を疑ってしまうほどのリアリティーに、圧倒されてしまうこと必至なんです。
【「人間の顔」がリアルすぎる】
ローレアノさんが描いているモチーフは、風景から動物、人間のポートレイトまであって、多種多様。
その中でも目を奪われてしまうのは人間の顔を描いた作品で、作品にズームアップしてみると、ローレアノさんの絵が一体なぜ写真のようにリアルなのかがよくわかるんです。
【毛穴から溢れ出る「本物感」】
人間の顔を近づいてよく見ると、そばかすやしみ、毛穴のひとつひとつが見えますよね。
ローレアノさんの絵にはこれらがしっかりと再現されていて、毛穴の凸凹の描写は特にリアル! 絵に接近してみないと毛穴が描かれていることに気がつかないほど、実際の人間の肌が持つ質感に近づけていることに驚かされます。
【細部へのこだわりが尋常じゃない】
そのほかにも、目もとの細かいシワや、くちびるの縦ジワ、口元からちらりとのぞいた歯に、隙間なくびっしりと生えたまつげなど、とことん丁寧に描き切っていることが見て取れて、思わずため息が漏れてしまう……!
常軌を逸した描き込みぶりを見るに、自らを指して「クレイジー」と言うことにも頷けます~っ。
【コレどう見ても写真だよ…】
ちなみに、秀作ぞろいの中でもわたしが特に気になったのは、ある黒人男性の横顔です。男性の皮膚表面の質感があまりにもリアルで、今すぐ動き出しそうな勢いなんですもの!
匂いや肌の温度まで伝わってきそうな作品には、
「写真よりも良く見える」
「絵に見えない」
「信じられないほどのリアリズム」
といった具合に、コメントもたくさん集まっておりました。おそらく途方もない時間をかけて描かれているのでしょうが、これだけの作品を自分の手で生み出すことができたら、達成感ハンパないんだろうな~!
参照元:Kamalky Laureano、Instagram @kamalkylaureano
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼解像度がすごすぎて、4Kどころか8Kって感じ!