本日は、2019年3月11日。今から8年前のこの日に、東北地方を中心に未曽有の大災害が起こりました。
Yahoo! JAPANが3月5日から開始しているのは、一人ひとりに合った防災情報を提案する「Yahoo!防災ダイバーシティプロジェクト」。
いざというときに備えるための一般的な防災情報は、今では広く周知されているように思えます。ですが、性別・年齢・生活環境などによって知りたいことは違うもの。
東日本大震災におけるYahoo!検索のデータを分析した結果、その点に気がついたYahoo! JAPANが、 “その人だからこそ必要な備え” について考えようと発足したのが、今回のプロジェクトなんです。
【タグを選ぶ→自分だけの防災カード(防災ブック)が作れる!】
自分に合った備えについてヒントをくれるのが、特設サイトで体験できるチャート。
利用方法は至って簡単で、サイトを訪れ「あなたの防災を探す」をクリック。するとたくさんの項目が出てくるので、そこから自分に当てはまるタグを選んでいけばいいだけなんです。
たとえばわたしだったら、「#自営業」「#ノマドワーカー」「#ひとり暮らし」「#マンション・アパートに住んでいる」「#髪が長い」「#スマホをよく使う」などが当てはまるので、これらを選んでいったところ……。
事前にやっておきたいことや用意しておきたいことを、100種類以上の防災カードをもとに導き出してくれました! うん、これなら一目で何をすべきかわかるから、頭の中を整理しやすそうです~!
【災害に遭う人の中には「いろんな」人がいる】
災害に遭う人は、老若男女さまざま。その中には妊婦さんがいたり、小さい子供や高齢者を抱えていたり、ペットを飼っていたり、同性のパートナーがいたりと、いろんな人がいるものです。
そのほかにも、障害を持っていたり、日本語がわからなかったり、ベジタリアンや宗教上の理由で食べられるものが制限されていたりと、ありとあらゆる人が災害に直面する可能性を持っています。
だからこそ「誰にでも必要な備え」だけではなく「私に必要な備え」を意識していくのが、とても大切なことなのですね。
【ムービーを見ると意識が高まります】
さらに、防災意識を高めるためにあわせて観ていただきたいのがYahoo!防災ダイバーシティのコンセプトムービー。
東日本大震災や熊本地震などで実際に起こった被害の事例に触れて、「わたしは災害にどう備えたらいいのか」ということを、改めて考える機会をもたらしてくれるんです。
想像力を持つことで、備えがさらに強化される。もちろん完璧な備えなんてないのかもしれないけれど、起こりうることを想定することで、少しでも不安要素を減らすことはできるかもしれません。
参照元:プレスリリース、Yahoo!防災ダイバーシティプロジェクト、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼チャートの結果出てくる防災カードで、備えるべきもの・ことをチェックしよう!
▼東日本大震災が発生後1週間のうちに宮城・岩手・福島で多かった「Yahoo!検索」の検索ワードデータ
▼自分の家族構成や生活スタイルを掘り下げるって、大事なことなのかも!
https://www.youtube.com/watch?v=dmCzHYo7lnU&feature=youtu.be