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【実録】カップルと家族から大人気の「イチゴ狩り」はひとりで参加しても楽しめるのか行ってみたら……!

2019年5月1日

そろそろイチゴの旬が終わるらしい……。「私、最近いつイチゴを食べたっけ? めいっぱいイチゴを食べたい!!」と、いうわけで、ひとりでいちご狩りに行ってきました。

デートや家族で行く人気レジャーのイチゴ狩りですが、果たしてぼっちでも楽しめるのでしょうか……?

毎月1のつく日(1日、11日、21日だけ)は「ステキなぼっちの日」です。Pouchでは担当ライターが体を張ってぼっちの限界に挑み、ぼっちの可能性を広げるべく、世の中のさまざまな場所でぼっちでも楽しく過ごせるかどうかを誠心誠意、検証しています!

【イチゴ狩り、実は初体験……緊張するよぉ】

ひとりでいちご狩りとか変に思われないかな? と少々不安に思いつつ「ひとりなんですけど大丈夫ですか?」とまずは電話確認してから予約。

農園に到着すると、外はあいにくの雨でしたが、イチゴ狩りはビニールハウスの中。天気に左右されないってステキです。

受付の方に、ひとりで参加する客は珍しいのか聞いてみたところ「いや、結構いらっしゃいますよ! そんな心配いらないから、いっぱい食べて行ってね。」という、心強いお言葉をいただきました。

平日の昼間、その日はひとりで参加している客はおらず、家族客も1組がちょうど帰るところでした。

シーーーーーーーン。

ということで貸し切り状態。ビニールハウスの中、客は私ひとりだけというマジぼっち状態です。

【開始数秒でぼっちの洗礼を受ける】

練乳が入った容器をもらって制限時間30分でイチゴ狩りがスタート。大きなイチゴがたくさん実っていて、これはテンションがあがります。さっそく狩るぞ! たべるぞぉ!

意気込んでひとつめのイチゴを穫ると、熟しすぎていたみたいで、手が汚れてしまいました。しかし、練乳の容器のせいで片手しか空いておらず、カバンからティッシュを取り出せない……!!

「カバンからティッシュ出したいから、ちょっとこの練乳の容器持ってて」と頼む相手がいない。そう、ぼっちだから。手を開けるために物を置けそうなのは、イチゴレーンの外にあるベンチのみ。そこまで戻って容器を置くしかないみたい……。

そして、せっかくいちご狩りに来たんだからかわいらしいイチゴちゃんの写真を撮りたい! と思っても撮影するにも苦戦することに。手帳型ケースに入れたスマホは片手でケースを開くのに手間取ったし、愛用の一眼カメラも片手では心もとなく、3枚撮って封印となりました……。

【ハチに怯えて逃げ回る】

そして、ぶーーん、と前を横切るハチのお出まし。受粉用のハチで無害だというのは聞いていたのですが、虫が苦手な私は「ひぃぃっ!!」と小さく叫んでしまいます。

しかし、誰もそれを聞いてはくれないし、誰も追い払ってくれないのが悲しいところ。ぼっちなので、自分でなんとかするしかないのです。

【気を取り直して食べ始める】

そんなこんなで開始からいろいろありましたが、やっとイチゴを頬張ります。ぽんぽん口の中に入れるのですが、大きいのも小さいのもぜーんぶ「甘ーい!」「やっぱりもぎたては違うのかしら。練乳もイチゴに合うな~! おまえはイチゴのために生まれてきたのか?」と問いかけるくらいに、さっきとは打って変わって気分がアガる、簡単な私。

開始半分の15分で、もくもくと20個くらい食べて、なんだかもう満足してしまいました。

【お腹いっぱいだけど、あれば食べてしまう魅惑の果実】

お腹いっぱいになったのだけど、あれば食べてしまうのがイチゴ狩り。赤くて大きい実がなっていれば、ついつい手が伸びてしまうのです。運命のイチゴを求め、誰に遠慮するでもなく自由にいろんなレーンを歩き回ることができるのも、ぼっちならでは。

【37個の大健闘】

名残惜しいながらもここで30分が終了。ヘタの量を数えてみると、37個!! みんなどのくらい食べるのかわからないけど、自分の中では達成感のある数です。

【今までにないほどの量のイチゴと真剣に向き合ました】

自分の腕がもう一本欲しいと戸惑いつつ、そしてハチに怯えながらのイチゴ狩りでしたが、ひとりでいちごと向き合う時間は悪くなかった! 

またイチゴ欲が出てきたときには、今度は誰かとイチゴ狩りに来て、ぼっちがいいか、誰かと一緒がいいかを検証してみたいと思います。現場からは以上です!

撮影・執筆=信濃タオ (c)Pouch

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