一見するとレースにしか見えない、あまりにも繊細な “切り絵” を制作しているのは、インドの都市アフマダーバードを拠点に活動するパース・コテカール(Parth Kothekar)さん。
インスタグラムで作品を見ることができるのですが、切り絵とは思えないめちゃくちゃ細い線に息をのんでしまう……!
手作業だけでここまでできるのかと、穴が開くほど見つめてしまいそうになるんです。
【どんなモチーフを作っているの?】
今にも壊れてしまいそうで、手で持つことすらもためらわれる、パースさんの切り絵。
ここ最近は窓やドア、インドならではのエキゾチックなモチーフなどを多く手がけているようですが、1年ほど前に制作していたのは主に人間の髪の毛をモチーフとした作品。Pouchでご紹介したときも、髪の毛の動きを再現する技術に圧倒されたことを覚えています。
【作業の細かさに脱帽】
パースさんの作品を時系列で見ていくと、ものすごいスピードで技術が進化していることがわかります。
インスタグラムには実際の作業工程をとらえた動画も公開されているのですが、ペン先ほどしかない小さなスペースをいくつもいくつも切り取ってゆく様子を見ているだけで、気が遠くなってしまう……!
【値段が安すぎて2度見必至です】
どの作品もきっと途方もなく時間がかかるでしょうし、要する集中力だって相当なもの。
それなのに、海外ショッピングサイト「Etsy」で販売されているパースさんの切り絵の値段は、安いものだと2000~3000円くらいと破格なんです。
怖ろしく緻密な作業を経て完成させていることを考えると……「お願いだからもっと払わせて!!!!!」と言いたくなってしまうわっ。
切り絵を作り上げていく動画には、ほんのり癒やし効果もあり。クセになる心地よさですので、作品とあわせてご覧になってみてくださいね。
参照元:Instagram @parthkothekar、Etsy
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼動画はこちら