本日2019年11月10日は「断酒宣言の日」。
昭和38年のこの日に「全日本断酒連盟」の結成大会が開催されたことが由来で、「もう(11月)飲ベンバー酒(10日)とまる」という語呂合わせがインパクト大……!
それはともかく、私のような酒飲みにとって、断酒はなかなか難しいものです。しかし病気や妊娠など、断酒せざるを得ない状況になれば致し方ないっ。
というわけで今回は、入院によって1カ月ほど断酒したときに経験した体調面の変化と、その後どうなったかについて書いてみようと思います!
【断酒中に感じた体調面での変化】
強制的に断酒期間が設けられたのは、2017年2月ごろ。体験したことのない腹痛に見舞われ、這いつくばりながら病院を訪れたところ、急性虫垂炎と診断され即手術を受けました。
これを機に断酒がスタート。そこで感じたのは、
・なんとなく体調がいい
・頭もクリアになってきているような気がする
・心なしか、体も以前より引き締まっているような気もする
・顔もスッキリした印象
・むくまない
といった体調の変化です。
【「飲まなくてもいい」と「飲みたい」がせめぎ合う】
入院中は飲みたい気持ちなど全く湧いてきませんでしたし、体的にもイイコト尽くめなので「お酒はもう飲まなくていいかもしれない」とさえ思っていたのですが……。
「仕事をしたあと」や「暑さを感じたとき」だけ、猛烈にビールが恋しくなってしまうっ! 悲しいかな、これも酒飲みの性なのでしょうか。
【結論:断酒後のビールの味は「最高」】
断酒から1カ月ほど経ったある日のこと、ふと胸に湧いた欲望に逆らえず、ビールに手を伸ばしたところ……。
「なにこれ、めちゃめちゃうまい! 世界一おいしい飲み物じゃん!」と大感動。
お腹がペコペコなときには何を食べてもおいしいのと同じで、断酒していたことで、よりビールがおいしく感じたのかもしれません。ですがこのときのビールは、間違いなく、「生涯一うまいビール」でしたね……。
【愛するお酒のため、健康でいよう!】
これを境に、少しずつ飲酒再開! 断酒解禁直後は、体が慣れていないせいか少ししか飲めませんでしたが、いつのまにやら元のようにグビグビ飲めるようになっちゃってたから、人間の体って不思議~!
1カ月の断酒を体験してみて実感したのは、
・お酒を楽しむには健康であることが不可欠
・お酒を少しのあいだお休みするのは全然あり
・でも完全に断ち切ることは酒好きにとっては至難の業
ということ。
お酒をこよなく愛しているからこそ、お酒が飲めない体になってしまわないよう、健康管理に気をつけようと思ったのでした。断酒宣言の日に、「断酒しない宣言」しちゃってスミマセン。
参照元:全日本断酒連盟
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:(c)Pouch