今年2019年もいろいろなことがありましたが、忘れられない、忘れてはいけないのが、10月31日深夜に沖縄の首里城で起きた火災。正殿含む7棟が全焼し、全国民に衝撃を与えました。
再建資金を募るため行われているのは「ふるさと納税」を利用した支援プロジェクト。
立ち上げからわずか2日間で寄附金は1億円を突破、12月22日現在で7億円を超えました。支援者の想いがあらわれているようで、胸が熱くなる……!
【「寄附」「支援」だけど、ふるさと納税の対象です!】
再建プロジェクトは「ふるさとチョイス」ウェブサイトで進行中。
クラウドファンデイングというかたちをとっていますがふるさと納税の対象となっていて、控除上限額内の2000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
【支援の方法は?】
支援の仕方は簡単で、まずはサイトにアクセスして「ふるさと納税で応援」という項目をクリック。するとすぐに、金額入力画面へと切り替わります。
寄附の方法はクレジットカード決済のみで2000円以上から。返礼品はないので、その点はご了承くださいね。
【まだまだ支援が必要】
世界遺産の首里城は、琉球の歴史を語るうえで欠かせないシンボル。沖縄県の人たちにとって象徴的な存在だったことでしょう。
7億円と聞くと十分な金額にも思えますが、再建には莫大な費用がかかるとされているので、まだまだ支援が必要です。
ウェブサイトには応援メッセージがたくさん集まっていて、「沖縄のみなさんを応援しています」「ニュースを見て悲しくなりました。ぜひ復活させましょう」「いつか再建された首里城に行きたいです」といった具合に、温かい言葉であふれています。
支援は2020年3月31日まで受け付けているので、沖縄を応援するべく、検討してみてはいかがでしょうか。
参照元:ふるさとチョイス
執筆:田端あんじ (c)Pouch