現在、茨城県にある「筑波実験植物園」がちょっとした話題になっています。それはなぜかというと……数年の間にたった2日しか咲かないという超巨大な花「ショクダイオオコンニャク」がまさに開花をむかえようとしているから!
現在、Youtubeではライブ中継もされており、世の中の花を愛する人たちが今か今かとその瞬間を見守っている状況です。
【激レアだけどめちゃくちゃ臭い!】
筑波実験植物園では2年ぶり、5度目の開花をむかえるというショクダイオオコンニャク。数年に一度しか咲かないと聞いて、「なんてロマンティックなの……」と思ったかもしれないけど、ちょっと待って!
実はこの花、2mを超える巨大なビジュアルとともに、「花を咲かせる際にめちゃくちゃ臭い匂いを放つ」ことでも知られているんです。
受粉するための虫を誘引しようと開花した夜に腐臭を発するそうなのですが、見た目からしてデカくてちょっぴりグロテスク、さらに激しく臭い匂いまで放つだなんて……。「花」とひとことで言っても本当にさまざまですね!
【咲く瞬間を見てみたい……!!】
ちなみに2020年1月17日現在で高さが227cm。一般成人男性の身長よりぜんぜん高い……! 開花予想は1月16日~18日ごろとのことですが、いったいどんな花を咲かせるのか、一緒に見守りたくなっちゃいます。
筑波実験植物園は開館時間が9時~16時半のため、腐臭を放っている夜間には立ち会えなそうですが、「翌朝なら少しは匂いを体験できるかも?」とのこと。ショクダイオオコンニャクを自分の目で見てみたくなった方は、実際に訪れてみるのもよいかもしれません。
参照元:筑波実験植物園、YouTube
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch