ディズニー / ピクサーのアニメーション映画『トイ・ストーリー』といえば、これまでに全4作が公開されている人気シリーズ。
中でも『トイ・ストーリー3』は名作との呼び声も高いですが、なんとこの作品を1本まるまる、8年間という月日をかけて実写映像として作り直した兄弟がいるんです!
人形をコマ撮りの手法で動かしたり、人間を使って撮影をおこなったり。アニメーションを現実世界に置き換え、映画とほぼ同じ1時間40分近くの作品にまとめ上げたこの動画。観ればきっと皆さんも胸が熱くなってしまうはず……!!
【『トイ・ストーリー』を現実の世界で再現】
『トイ・ストーリー3』を再制作したのは、モーガン・マックグルーさん(23歳)とメイソン・マックグルーさん(20歳)の兄弟。
YouTubeにアップされた動画のタイトル「Toy Story 3 IRL」の「IRL」とは、「In Real Life(イン・リアル・ライフ)」=実写版ということだそう。ストーリーやカメラアングルなどはそのままに、映画の内容を現実の世界で再現しているのです。
たとえば、映画ではアンディやボニーといった人間はCGで描かれていますが、こちらの作品では実際の人間を使って撮影。また、ウッディやバズなどのおもちゃたちも、CGではなくそれぞれのキャラクターの人形を使ってコマ撮りのような形で動かしています。
【再現度の高さにビックリ!!!】
実際に動画を観てみると、その再現度の高さには驚くばかり! あの灼熱の溶鉱炉のシーンや、ラストのアンディとボニーの感動的なシーンなども完全再現されており、尋常じゃないクオリティに仕上がっています。
そしてそこにあるのは、マックグルー兄弟によるトイ・ストーリーへの深い愛情と尊敬の念。中学生ぐらいのころから制作に時間を費やし、コツコツと積み上げて完成させたかと思うと、心の底から拍手を送りたくなりますね!
【やっぱりラストにはうるっと来ちゃう……】
動画は現在、YouTubeで10万件の「いいね」が寄せられ、再生回数は約270万回に。この大作、皆さんも一見の価値がアリですよ!
ちなみに『トイ・ストーリー3』が大好きな私。映画でもラストに毎回号泣するんですが、こちらの動画でも同様にうるうるっと来ちゃったのでした……。
参照元:YouTube
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch