密接せずに「手を繋いで遊ぶ方法」とは？ 子どもたちのアイデアに癒やされるお母さんのエッセイ漫画が話題です

2020年4月7日、東京など7都府県に対し緊急事態宣言が出され、予定されていた入学式や始業式、4月から始まる新学期が延期になったお子さんも多いのではないでしょうか。

これまでのように子どもたちも自由に遊び回れる状況ではなくなっている中、えむふじん（@mshimfujin）さんがツイッターに投稿した漫画「娘とその友達の『密接を避けて手を繋いで遊ぶ方法』に少し癒された話」が大きな反響を呼んでいます。

子どもたちが考え出した、密集・密閉・密接の三密を避けながらも「手を繋いで遊ぶ方法」とは……？

【お互い触れずに手をつないだ写真】

娘さんに「お友達と公園で遊んできていい？」と聞かれた、えむふじんさん。「んー……じゃあマスクしてなるべくお互い離れて……あと手を繋いだりくっつかないようにしなさいね」と娘さんに話して、遊びに行くことを許します。

公園にやってきた子どもたちですが、娘さんの発案により「面白い写真を撮る」遊びをすることに。その後、帰宅した娘さんは「なあお母さん見て！　ケータイでめっちゃいい写真撮れてん」となんだかうれしそうな様子です。

えむふじんさんがケータイを見てみると……トリックアートの要領で、まるで手のひらや頭の上に別のお友達が小さくなって立っているような写真が！

そして、「最後にタイマーで撮ったのが一番のお気に入り！　これならさわらないで手が繋げるねん！」といって娘さんが見せてくれたのは、離れた距離にいながらもそれぞれの手の位置を合わせることで「カメラ越しだとまるで手をつないでいるように見える」という写真でした。

たしかにこれなら密接してないけど手を繋いでいるように見えますね！

【子どもたちのポジティブな姿に心が温まる！】

この漫画を見た人からは

「この話だいすきです。読んだときうるっときました。素敵な女の子たち」
「なんて最高！　最高な友情とアイディア」
「ちゃんと言いつけも守り……健気さに感動しました」

といった声が寄せられ、現在21万件近くの「いいね」を集めるほど話題になっています。

私も同じ年頃の娘がいますが、遊びたい盛りの子どもたちが自由に動き回れないというのは、見ていて忍びないものがあります。そんな中、規制がある中でも工夫を凝らして楽しく遊ぼうとする娘さんたちの姿に多くの人が癒やされたようです。どうか少しでも早く、いつもの日々が戻ってくることを願ってやみません。

えむふじんさんの漫画は参照元からどうぞ。なお、単行本『小学生エムモトえむみの勝手きままライフ』が現在発売中、ブログ「えむふじんがあらわれた」でコミックエッセイも連載中ですので、他の作品も読みたい方はぜひご覧になってみてくださいね！

参照元：Twitter @420_Tenya_Wanya
Illustration：えむふじん, used with permission.
執筆：鷺ノ宮やよい (c)Pouch