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手芸初心者が羊毛フェルトで「すみっコぐらし」のマスコットを作ってみたら…意外なトラブルが起きました

2020年5月6日

おうち時間を充実させるために、新しい趣味が欲しい……と思っていたときに、手芸好きの友人に「羊毛フェルトが楽しくてオススメだよ」と教えてもらいました。

羊毛フェルトについては「羊毛を専用の針でチクチク刺して固めてフェルト状にする」くらいの知識しかなかった私ですが、色々と探してみたら、初心者向けのキットもたくさんあって気軽にはじめられるみたい!

「羊毛フェルトは失敗すると見本とは全く違うものになることがある」なんて話も聞くけど、これなら初心者でも挑戦できるかも……ということでキットを購入して、初めての羊毛フェルトに挑戦してみることにしました。

【すみっコのキャラクターを作ろう!】

今回購入したのは「ニードルフェルトですみっコぐらし ~しろくま・ぺんぎん?~」。「すみっコぐらし」のしろくまとぺんぎん?の2匹が作れるキット付の本です。

作り方の説明・材料・ニードル針・マットなどの道具も全てそろっているので、これまで羊毛フェルトに挑戦したことがない方でも安心。

キットだけですぐに始められるのは嬉しいですね。

説明書も写真付きで細かい手順まで書かれているので、分かりやすそう。

いざ、初めての羊毛フェルト作りのスタートです!

【ひたすらチクチク……】

まずは「しろくま」を作るために、白い羊毛を分割します。

羊毛をくるくるっと巻いたら、ニードル針でチクチク刺してフェルト状に固めながら形を作る……という作業をひたすら繰り返します。縫う作業がないので不器用さんでもやりやすいかも。

説明書の型紙と比べながら、まだまだチクチク!

同じ要領で、ボディ・手・足・耳・しっぽ、全てのパーツを作ります。

この段階では全然可愛くない……というか、むしろシュールな光景で「本当にこれが可愛いしろくまになるの?」と心配になってきました……。

【パーツ合体!完成へ】

パーツを合体させると、ようやく「しろくま」っぽい形が見えてきました〜!

ここに裏面がシール状になったフェルトシートで目と鼻を作って貼付けると……完成!!!

すみっコの「しろくま」とはちょっと違うような気がしなくもないのですが、自分でチクチク作った「しろくま」は何だか可愛く思えてきます。

個人的には後ろ姿がキュートでたまりません!

【事件発生!】

続いて、「しろくま」がいつも持ち歩いている「ふろしき」を作ろうとしたのですが…ここで事件が発生!

羊毛からニードル針を抜こうとしたときに、ポキっと針が折れてしまったのです。作業はここでいったん中断に。

これはショック……! と思ったのですが、調べてみたらどうやらニードル針は普通の針よりも折れやすい構造のため、よくあることだそう。

折らないためには「垂直に刺し、垂直に引き抜く」のがコツみたいです。強く刺しこんだり、ナナメに刺しこんだりすると折れやすいそうなので、皆さまも実際に作るときにはご注意下さいね。

【ジオラマ付で遊べます】

説明書の巻末には、写真が撮れるジオラマのページもあったので「しろくま」を置いて撮影してみました。

可愛いけど、ひとりでちょっと淋しそうな気も……。

ごめんね、しろくま〜!

追加でニードル針を購入して、早く「ふろしき」と「ぺんぎん?」を作ってあげたくなりました。

【手芸初心者にもオススメ】

針で羊毛をチクチクして固めていくだけなので、根気がいる作業ではありますが手芸初心者でも挑戦しやすいな、と個人的には感じました。

ただひたすらチクチクしていく作業も、無心で集中できて楽しかったです。

今回の「ニードルフェルトですみっコぐらし ~しろくま・ぺんぎん?~」は2500円(税抜き)。他に初心者向けのキットもたくさん販売されているので、チャレンジしてみたい方はぜひお好みのキットを探してみて下さいね!

参考リンク:主婦と生活社
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch

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