マルハニチロの「ワイルディッシュ(WILDish)」は、パッケージがそのままお皿になるというなんともワイルドな冷凍食品シリーズ。伊藤健太郎さんが出演するCMでご存じの方も多いのではないでしょうか。
CMから察するに、思いっきり独身男性をターゲットにしているものと思われますが……これ、腹ペコな子どもたちにとっても「チンして、開いて、即・満・足」なんでしょうか?
先日、あまりに疲れ果てて「今日はごはん作るの無理―――!!!」となった日があったので、この機会に検証してみることにしました。
子どもたちのリアクションやママ目線での感想など、率直にレポートしたいと思います!
【袋のまま食べられるニュータイプの冷凍食品】
親が「すまん、今日はごはん作る気力ないんよ……」となっても、子どもたちは時間が来ればお腹が空くもの。
こんなとき、温めたらすぐに食べられる冷凍食品って本当に便利ですよね。冷蔵庫からワイルディッシュの「ソース焼そば」を取り出し、そのまま電子レンジ(600W)で3分30秒チンします。
袋の「ここを持つ」と書かれた箇所を持つと、たしかにそんなに熱くない! 点線に沿ってハサミで切って袋を開けます。
中身をよく混ぜるように書かれているので、お箸で混ぜればできあがり! 冷凍庫から出してから口にするまでのプロセスが本当にシンプルでした。
袋は自立するのでそのまま食べることも可能。「あああ、お皿に移す時間も惜しい~!」ってほど腹ペコなときにはたしかにピッタリ!
【「ほんとに袋を皿にしていいの?」という葛藤】
しかし……こちらとしてはこれでも普段、子どもたちの「食育」とか「マナー」とかに多少は気を遣っている身。
「この袋が皿になる!」とドーンと書かれていても、「この袋を皿にして……いいの?」という気持ちが沸き上がります。
子どもに出すとなると、このあたりは気になる人はいるかもしれません。
【子どもたちに好評!そのワケは…?】
いっぽうで、子どもたちはというと……袋のまま食べるというのが、なんだか “ミリ飯” っぽくて新鮮に感じたよう。
「別にお皿に移さなくてもなんとも思わない」
「ママもお皿を洗わなくていいし、たまにはいいんじゃない?」
と言っていました。そして味はというと、
「おいしい! ちょっとカレーの味がする」
とのコメントが。
私も試食してみたところ、かなりスパイシーな味わいで、それが少しカレーの風味を思わせるところがありました。
具は豚肉、キャベツ、ニンジン。甘辛い味付けやソースが絡むモチモチの太麺も、子どもが気に入るポイントかと思います。
ただ、かなり味付けが濃い~!
ガッツリワイルド系で大人の男性にはよいかと思いますが、子どもは量的にも味付け的にも全部食べるのはむずかしいのではないでしょうか。我が家の子どもたちも、食べたのは半分ほどでした。
【便利で楽チンなことは間違いなし!】
というわけで、こうして見ると、ワイルディッシュはやはり子どもではなく大人向けの商品であることを実感しました。
ただし、「袋がそのまま皿になる」というのは画期的だし、片付け要らずで本当に便利!
ほかにも焼豚五目炒飯やエビピラフ、汁なし担々麺など8種類ものラインナップがあるので(2020年6月現在)、自分用のお昼ごはんにするなどしてまた楽しんでみたいと思います。
参考:マルハニチロ
撮影・執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
Photo:(c)Pouch