アパレルメーカーのワールドが、新型コロナウイルスの影響を受けた構造改革として、5ブランドの終了を発表。
ハッシュアッシュ、サンカンシオン、アクアガール、オゾック、 アナトリエが対象となります。
オゾックやアクアガールなど人気ブランドが含まれていることもあり、ツイッターには悲しみの声が広がる一方です。
【よく利用したからものすごく悲しい…】
オゾックが誕生したのは1993年。また、1995年には代官山にセレクトショップ・アクアガールを出店して、若い世代を中心に人気を集めました。
当時ティーンエイジャーだった私も、両ブランドにお世話になったひとり。
比較的お値打ちなオゾックはよく利用しましたし、10代の頃はやや敷居の高いイメージがあったアクアガールも、20代になってから着るようになったっけ……。
【ネットに広がる悲しみの声】
そうした思い出を持っている人は数多く、ツイッターはワールドの話題で持ちきりに。関連ワードが一時トレンド入りしたほどで、
「学生のときにオゾック、アクアガールは働いていたときにお世話になってたから残念…」
「アクアガールの服を着て働くお姉さんは憧れだった」
「なんかコロナのせいでたくさんの大切だったものが消えていく……」
といった具合に、ブランド終了を惜しむ声が後を絶ちません。
寄せられたコメントにもありますが、「年齢を重ねるごとにお世話になるブランドが変化していった」という声が多め。
就職してからはお仕事着としてアナトリエ、子どもを持ってからはファミリーブランドのハッシュアッシュ・サンカンシオンを利用したという声が見られます。
【今後はどうなる?】
今後は5ブランド終息に伴い、改革対象となる計358店が閉店予定。希望退職者も募集するということです。
先日のキャスキッドソン日本法人の破産など、新型コロナウイルスによって終焉を迎えるアパレルブランドが多いのは、とても悲しいし、衝撃的でもあります。こうした出来事がもう起こらないよう、願うばかりです。
参照元:株式会社ワールド[1][2]、Twitter検索 オゾック アクアガール
執筆:田端あんじ
Photo:(c)Pouch