アレンジも効いて美味しくってヘルシーなお豆腐。暑い季節に限らず冷蔵庫にあって損なしの優秀な食材ですよね~。
ところで、豆腐って実は自宅でも意外と気軽に手作りできちゃうらしいのです。そして口コミによると大豆から作ると市販のものとは比べものにならないほど美味しいんだとか。
正直言って夏のあいだは一切火を使いたくない私ですが、家にいながら美味しいお豆腐を手作りしてみたい!と思い立ち、「豆腐手作りキット」を購入してみました。
【「豆腐手作りキット」】
今回購入したのは、オーガニック食品やキッチン用品を扱う「かわしま屋」で販売されている「豆腐手作りキット」。
豆腐箱、無農薬大豆トヨマサリ500g、大島の海精にがり200mll、豆腐作り用のさらし布、こし袋、豆腐の作り方レシピが入っていました。
豆腐箱は三重県産の尾鷲ヒノキ100%でできているらしくとってもいい香り~。素人目でも作りが丁寧で頑丈にできているのがわかり、作る前からワクワクしてきます。
【レッツお豆腐作り⭐︎】
前日に水に浸しておいた大豆を前にして、レッツお豆腐作りスタートデスっ!
大豆はもちろん、使用する水で味が微妙に変わるとのことなので、今回はキリン「富士山の天然水」を使用して作ってみました。
【お鍋は家にある一番大きいものを使用せよ】
ミキサーで粉砕した大豆と水を煮込んでいくと、思いのほかもこもこと泡が立ってきました。
最初は大きいカフェラテみたいで可愛いなぁ〜くらいに思っていたけれど、そのうち鍋から溢れてきそうだったので、急遽鍋をワンサイズ大きいものに変更。
こうした “ やってみなければわからない ” ハプニングも手作りの醍醐味ですねっ!
【「絞ったどー!!!」って言いたくなる】
個人的なハイライトは豆乳とおからを分離する工程でした。
やけどに注意しながらまさに「絞ったどー!!!」とキッチンでひとりガッツポーズしたくなるほどの達成感。
買えばすむものをこうやって手間暇かけて作るってなんでこんなにたのしーんでしょう♪
ただ、この豆乳が出来た辺りから、ガス火のためかキッチンの温度がぐんぐん上昇。暑い時期に作るなら涼しい時間を狙ってやるべし、です。
【七変化する大豆にテンション爆上げ】
大豆→生呉(なまご、粉砕した大豆のこと)→豆乳&おから→寄せ豆腐……と作っている工程で次々に名称が変わっていく大豆。
知ってはいたけれど、実際に自分の手で次々と錬金していくとなると感慨深い。めちゃくちゃテンションが上がりました。
最後に豆腐箱から取り出して、お水の中でアクを抜くこと30分。
ついに……ついに私の作ったお豆腐ちゃんが完成!
ズブの素人が作ってみたけど、これはもう100人に見せたら100人が豆腐って答えてくれるくらいの豆腐の見た目してますっ。
【果たしてお味は?】
生姜と醤油でシンプルに冷奴にしていただきました。気になるお味は……ちゃんと豆の味がするっ!
水の中から手ですくったときに、気をつけないと崩れてしまうくらいほろほろ柔らかめにしたけど、食べてみるとずしっと凝縮していて大豆のコクがしっかり感じられました。
にがりを使用しているからなのか、それともアク抜き時間がちょっと足りなかったのか、少し塩味を感じました。醤油はほんの少しでいいくらい。
でも、ついつい誰かに食べさせたくなるくらい美味しいです!
【2時間で完成しました】
前日の吸水時間を含めずにですが、作業工程は全部で2時間でした。
また、キットに入っていたもの以外では、ミキサー、計量カップ、ボウル2個、ザル、大きめの鍋、おたま、木べら、温度計、ミトン、重し用のコップを使用しました。
【みんなでわいわい作っても楽しそう】
今回、私は全工程をひとりで作ってみましたが、家族みんなでわいわいやっても一緒に楽しくできると思えるキットでした。
作り方のレシピもとってもわかりやすく、はじめてでもうまくいくコツなどものっています。
特に普段スーパーで売られている豆乳やおから、豆腐がこうやってできるっていうのを自分の手で実感するのはとっても楽しい経験でした。
キットのお値段は税抜3880円。送料無料とはいえ、スーパーで3パック99円程度の価格で売っていることを考えると、1回だけ挑戦するにはなかなかの出費かもしれません。
ただその分、充実した体験ができました! それに、キットに入っているさらし布、こし袋、豆腐箱といった道具は今後豆腐作りをするときにもくり返し使えるものばかりです。
気になった方はぜひ挑戦してみてくださいね⭐︎
参考リンク:かわしま屋、YouTube
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
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