Pouch[ポーチ]

【台風防災】水害から命を守る行動をまとめた「防災マンガ」が分かりやすい / 「江戸川みんなの防災プロジェクト」が専門家の意見を元に公開

2020年9月5日

週末に、大きな台風が近づいているとニュースになっています。

いざ避難しようと思っても、どんな準備をしたらいいのか、どんなタイミングで避難すればいいのか迷うもの。

江戸川みんなの防災プロジェクトが公開した “防災マンガ” には、大規模水害から自分と大切な人を守るうえで「大切なこと」が、わかりやすくまとまっています。

避難が必要になったときに役立つと思うので、ぜひ読んでみてほしいんです。

【大切なことその1「情報の把握」】

防災マンガ『どうする?水害から命を守る行動』には、

・台風情報や気象情報の見方
・ハザードマップの確認
・早めの避難が重要な理由
・独自の避難先を決めておく
・在宅避難の場合は2週間以上の備蓄が必要

といったことが書かれています。

たとえば台風情報や気象情報の見方を知れば、「今どういう状況でこれからどうなるのか」がわかります。

そうすると、自分の行動を早めに決められるので、自治体の指示を待つことなく、素早く避難ができるというわけ!

浸水域や土砂災害の予想地域、避難場所が示されたハザードマップは、事前に確認しておくのがベスト。

いざというとき慌てないよう、あらかじめ避難先やルートを決めておきましょう

【大切なことその2「早めの判断&避難」】

避難はためらうべからず。「今回の台風はヤバイ」と思ったら、台風がやってくる前に避難するのも1つの手段。

「まだ大丈夫」と避難を先延ばしにすると、水位が上がって、逃げるときに流されたり、事故が起きたりする可能性もあるからです。

荒川と江戸川に囲まれた東京・江戸川区の場合、場所によっては3~4階まで水位が上がるのだとか……!

水が引いても、ライフラインが止まってしまう危険があるので、しばらく滞在できるよう「避難先の確保」は怠らないほうがいいかと思います。

高齢者や障がい者がいる家庭も、避難が困難となるもの。今年は新型コロナの問題もあるので、今のうちに対策を打っておくといいかもしれません。

【昨年の台風19号の経験を教訓に】

防災マンガが生まれたきっかけは、2019年10月に各地に甚大な被害をもたらした台風19号

荒川は氾濫危険水位に迫り、一歩手前のところで大規模水害を免れましたが、多くの人が不安な時間を過ごしました。

そうした事態を回避するために大切なのが、「情報の把握」と「早めの判断&避難」

防災マンガをよく読んで、備えを万全にしておきましょう!

参照元:江戸川みんなの防災プロジェクト
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Illustration:江戸川みんなの防災プロジェクト . used with pemission.

モバイルバージョンを終了