毎年話題になる「今年の漢字」第1位が「密」に決定!
今年2020年、ほんと~~~~~によく聞いた言葉でもあるので、納得の1位と言えるのではないでしょうか。
ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞にも「3密」が選ばれていたし、「密」に始まり「密」に終わった1年、という感じがします~!
【「密」を選んだ理由に納得】
公益財団法人 日本漢字能力検定協会が、毎年発表している「今年の漢字」。
1年間の世相を表す漢字1字を全国から募集。最も応募数の多かった漢字を、京都・清水寺の森清範貫主が書き下ろします。
今年の応募総数は20万8025票。そのうち2万8401名が「密」を選んでいたみたい。
応募者が「密」を選んだ理由として挙げられていたのは、
「まさに今年を象徴する1字」
「1番耳にし、目にしたのが『密』」
「小池百合子都知事が『密です!』と言った印象が強く、自分でも使うようになった」
といったもの。どの理由も納得できるものばかりです。
そのほかには、
「大切な人との心のつながりが『密』になった」
「来年こそ『密』で人と関わり合いたい」
「政界や芸能界でも秘『密』が多かったから」
といった理由で「密」を選んだ人もいて、様々な視点から支持されていたようです。
【2位以下も今年らしい文字ばかり】
なお、2~10位までの結果は次のとおり。
2位 「禍」
3位 「病」
4位 「新」
5位 「変」
6位 「家」
7位 「滅」
8位 「菌」
9位 「鬼」
10位 「疫」
2位の「禍」も今年よく見た漢字。3位以下も「病」や「新」などほとんどが昨今の情勢を反映するもので、印象深いです。
個人的に気になったのは9位の「鬼」。空前の大ヒットとなり、劇場版の興行収入が300億を超えた『鬼滅の刃』が由来であるよう。
鬼滅ではなく、「疫病=鬼だから」という理由で選んでいる人もいて、なるほど!と膝を打った次第。
さてみなさんは、この結果をどう思うでしょうか。
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch