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ホテルオークラ公式レシピで「フレンチトースト」を作ってみた! 気品を感じる格別のおいしさにビックリ

2020年12月20日


2019年9月に華々しくリニューアルオープンした、東京・港区の老舗ホテル「The Okura Tokyo」(旧ホテルオークラ東京)。

ここで食べられる「オークラ特製フレンチトースト」は、とても人気の高い朝食のひとつなんですよねぇ。

極上のフレンチトースト、食べてみたいなぁ……なんて思いながら、ホテルの公式サイトを眺めていたら、なななんと「オークラ特製フレンチトースト」のレシピを公開しているではありませんかっ! これは作ってみるしかな〜いっ!

ということで、挑戦してみることにしました♪ おうちでも再現できるのか、ドキドキ……。

【用意するもの】

材料は卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンス、耳を切り落とした厚切り食パン、バター、サラダオイル。

一流ホテルのレシピだから特別な材料が必要なのでは……と心配になったけれど、身近な材料で作れるのがいいですね。

【24時間かけて、じっくり卵液に浸します】

卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜた卵液に食パンを浸し、冷蔵庫で24時間寝かせたら、弱火にかけたフライパンでフタをして、じっくり焼き上げるというシンプルなレシピです。

長時間、卵液に浸したふわふわの食パン。形が崩れてしまわないか心配でしたが、24時間経過後も、しっかり形を保っていました。

とはいえ、長時間卵液に浸した食パンはとーってもやわらかく、扱いがかなり大変!

特に焼いている最中に、裏返すのが難しかったです。つぶれてしまわないよう、フライ返しとゴムべらを使ってひっくり返しました。

【気品を感じる、格別のおいしさ】

できあがったものを食べて、まず感激したのが、口溶けのよさ!

卵液をたっぷり吸い込んだ食パンは、しっとりやわらか、そしてふんわり。フォークはもちろん、スプーンでも十分切れるやわらかさです。

ボリュームはあるのに、思いのほかあっさりしていて、甘さ加減も最高!

甘酸っぱいベリーソースを用意したけれど、かける必要はないぐらい、味のバランスがよかったです。あぁ、なんておいしいの〜。フレンチトーストを食べて、こんなに幸せな気分になったのは初めて!

材料も工程も、時間をかけて卵液に浸す以外は普通のフレンチトーストとほとんど変わらないのに、さすが老舗ホテル。人生で味わった、どのフレンチトーストよりも上品な味でした。

家で作ってもこれだけおいしくできるのだから、ホテルのものは、さぞかしおいしいことでしょう。いつか、ホンモノを味わってみたいなぁ。

【オマケ:卵液はこすといいかも】

なお、公式レシピでは“卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜ合わせる”となっているのですが、おそらくパンを浸す前に、“卵液をこす”作業が入ると思います。

卵の量がとても多いレシピなので、こさないと、なめらかな状態にならないんですよね。

なので、レシピには書かれていなかったけれど、卵液はこすことをおすすめします。

【余った卵液でもう1品作れるのもうれしい☆】

ちなみに卵液はおそらく余ると思います。薄めの食パンを浸して、新たにフレンチトーストを作るのもいいですが、私は薄力粉と水を加えてクレープ生地を作り、翌日の朝食にいただきました。クレープも美味♡

フレンチトーストの詳しい分量とレシピは、公式サイトでご確認くださいね。ところで、サイトではスイーツのほか、さまざまな料理のレシピを公開しています。気になるものがあれば、試してみるといいかも!

フレンチトーストが絶品だったから、個人的にはスコーンも気になるなぁ・・・!

参照元:The Okura Tokyo シェフのこだわりレシピ
撮影・執筆:sweetsholic
Photo:(c)Pouch

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