ドラえもん公式サイト「ドラえもんチャンネル」が期間限定で藤子・F・不二雄先生の短編マンガを公開中。
冬休み期間中の2020年12月29日から2021年1月11日までを4期に分けて、3話ずつ更新していきます。
1月4日から1月7日10時までの第3期には、のお話を公開。
・「精霊よびだしうでわ」
・「ミノタウロスの皿」
・「パーマンはつらいよ」
の3作品。この中で、特に「傑作だ」と話題になっているのが「パーマンはつらいよ」です。
【僕、パーマンを辞める!】
注目されている「パーマンはつらいよ」はてんとう虫コミックス『パーマン』第4巻収録作品。
主人公・みつおは、昼は学校、夜はパーマンの仕事で大忙し。そのためいつも寝不足気味で、居眠りをしては怒られる毎日を送っていました。
身近な人も、町の人も、パーマンの活躍は褒めちぎります。
けれど、パーマンの正体がみつおだと知らないので、「ダメなみつお」というレッテルを貼られっぱなし……。
そんな状況が苦しくて、みつおはとうとう「パーマンを辞める」宣言をして、部屋に閉じこもってしまうのです。
【14ページに大切なことが詰まっています】
こうして、パーマンを辞めたみつお。
そんな中、災害が起きたニュースが飛び込んできます。仲間たちが駆けつけても全く耳を貸そうとせず、相当決心がかたいようです。
しかしそんな決意とは裏腹に、みつおの頭の中には、困っている人たちの姿が浮かんできます。
つらい思いをして人を助けても、なんの得にもならないし、褒められない。ならば、辞めてしまおう。そう思っていたはずなのに……。
「パーマンはつらいよ」は、わずか14ページ。短いながらも「誰かのために働くこと」について考えさせられる名作です。
みつおがどのような決断を下すのか。その結末は、ぜひ作品を読んでたしかめてみてくださいね。
【牛つながり(?)であのトラウマ作も公開中】
ちなみに……そのほか第3期で公開されているのは、
・「精霊よびだしうでわ」(てんとう虫コミックス『ドラえもん』第21巻より)
・「ミノタウロスの皿」(『藤子・F・不二雄SF短編集<PERFECT版>』第1集より)
の2作品。雪の精とのび太の交流を描いた「精霊よびだしうでわ」も切ないですが、特にトラウマ必至の「ミノタウロスの皿」は話題で、ネットでは「丑年だからってこれを公開するとは……!」とツッコむ人も見られました。
どれも短く、サクッと読めるので、無料公開期間中にぜひ楽しんでみてください♪
参照元:ドラえもんチャンネル、パーマンはつらいよ、Twitter @doraemonChannel
執筆:田端あんじ (c)Pouch
【期間限定:まんが無料配信中!】
本日1/4から第3期がスタート。「精霊よびだしうでわ」(ドラえもん)「ミノタウロスの皿」(SF短編)「パーマンはつらいよ」(パーマン)の3作品を公開中です! https://t.co/59n1A7WRHd pic.twitter.com/lwaDvm6mJ5— 【ドラえもん公式】ドラえもんチャンネル (@doraemonChannel) January 4, 2021