Spotifyが2021年に躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR:Early Noise 2021」を発表。新進気鋭の国内アーティスト10組を選出し、プレイリストを公開しています。
こちらはいわば、ブレイクへの登竜門。過去には、あいみょんやOfficial髭男dismなど、そうそうたる面々が名を連ねていました。
さて今年は、一体どんな顔ぶれがラインナップされているのでしょうか!?
【2000年代生まれのアーティストがいっぱい!】
このたび「RADAR:Early Noise 2021」に選出されたのは、
• 映秀。
• カメレオン・ライム・ウーピーパイ
• (sic)boy
• Doul
• chilldspot
• Tokimeki Records
• にしな
• PEOPLE 1
• macico
• LEX
の10組。
リストにあるアーティストの中には、無料音楽ファイル共有サービスのSoundCloudで流行ったり、Spotifyに登録していきなりバズったりした方もいるようです。
個人的にビックリしたのは、2000年代生まれのアーティストが多い点!
17歳のアーティスト・Doul(ダウル)さんをはじめ、明らかになっているだけで4組が10代(!)で、早々に才能を開花させていることに驚きを隠せません~っ。
【個人的には2組のラッパーが気になります】
10組の中で私が注目したいのは、タイプの異なる2人のラッパー。
1人目は(sic)boy。
ラッパーとしては珍しく、L’Arc-en-CielのHydeさんに大きな影響を受けているそうで、J-ロックっぽいメロディックな音×ラップスタイルが新鮮!
昨年7月に発表した、プロデューサーのKMさんとタッグを組んだ楽曲『Heaven’s Drive』など、耳に心地よいグルーヴが楽しめる作品ばかりで強く惹かれます。
2人目はLEX。初めてラップをしたのが4歳(!)、SoundCloudに楽曲をアップロードしたのが14歳という、天性のラッパーです。
LEXの魅力は、洗練されたヒップホップサウンドと、ティーンの心情をリアルにつづった感情むき出しのリリック。
対照的な2組ですが、いずれも若い世代に熱烈に支持されているんです。
【今年は何組ブレイクするのか…!】
「Early Noise」は、2017年に日本でスタートした新人アーティストのサポートプログラム。
毎年、年のはじめに活躍が期待される10組を発表し、その後1年を通じて、プレイリストやショーケースライブなどで広く紹介していきます。
これまでのリストの中には、現在ブレイク中のアーティストも多数。
歴代の選出アーティストには、あいみょん、Official 髭男dism、CHAI、あっこゴリラ、King Gnu。2020年には藤井風が選出されるなど、今をときめく豪華な面々が選ばれているんです。
リストを見るかぎり、毎年1~2組は大ヒットしているので、今のうちに注目しておきたいですね!
参照元:Spotify、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch