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『その女、ジルバ』第3話のテーマは「過去の恋」と「女の友情」/ 境遇や価値観が違ったとしても分かりあえる

2021年1月30日

観るとじんわり心が温かくなる、東海テレビ制作のフジテレビ系ドラマ『その女、ジルバ』。

2021年1月23日に放送された第3話では、「忘れられない昔の恋」と「女の友情」が描かれました。

毎度のことながら、お姉さま方の包み込むような優しさにも、胸を打たれる……(涙)。

優しさがジワジワしみ込んできて、ティッシュが手放せない回となりました。

【第3話あらすじ】

新(池脇千鶴さん)が務めるバー「オールドジャック&ローズ」のホステス・エリー(中田喜子さん)は “恋多き女” 。

でも選ぶのは、いわゆる “ダメンズ” ばかり。そのきっかけとなったのが、ある結婚詐欺師との出会いでした。

結婚詐欺師のせいで一家離散にまで追いつめられたものの、その詐欺師が自分が住む団地に越してきて、想いが再燃。

憎いけれどまだ未練がある相手に「茶飲み友だちでもいいから、また仲良くしてほしい」と迫られて、心がぐらついてしまうんです。

【くじらママが断固として阻止!!!!!】

実はエリーは、結婚詐欺師が改心していないことに気づいていたんですが……それでも期待してしまう描写がなんともリアル!

「もしかしたら、詐欺ではなかったのかも」「自分にまだ想いがあるのでは」と期待してしまうエリーに、ついつい共感してしまうのは、私だけではないはず。

過去の悲惨な恋を美化してしまうのは、よくあること。だからこそ、エリーの気持ちがわかって切なくなります。

エリーが心配で仕方ないくじらママ(草笛光子さん)は、「思い出は美しい方がいい、でも過去は過去!」とぴしゃり。

また結婚詐欺師に「エリーは家族、家族を守るのが私の務め。もう2度と近づくな」と伝えて、追い返します。

くじらママの言葉で目が覚めたエリー。傷ついたエリーを、仲間たちが優しく迎える姿にまた涙。

そしてエリーは再び前を向き、新しい恋へとダッシュ!

いくつになっても恋を諦めないパワフルな姿にこちらも励まされます。

【女の友情シーンがいいんです…!】

ネットで話題だったのは新の職場での「女の友情」シーン。

同じ職場かつ同年代でありながら、互いに相容れなかった、元ヤンのスミレ(江口のりこさん)と高学歴のみか(真飛聖さん)。

そんなふたりが、新のホステスバイトをきっかけに、徐々に距離を縮めていく様子が描かれました。

職場の倉庫で主任を務めるスミレは、努力で社員になった人。いっぽうのみかは、エリートコースまっしぐらだったのに、倉庫に左遷されたという過去があります。

そんな背景ゆえに、仕事への価値観がバラバラでしたが……

みか「仕事に文句ばかり言ってたけど、ここで働けるだけでも良しとしなきゃ」
スミレ「エリートで出世コースだったんだから、やる気なくなるのも無理ない」

と会話しあう場面も!

新も交えて「下の名前」で呼び合うところも微笑ましく、ツイッターには

「40歳の女たちの友情のようなものに感動したりげんきをもらったり。ちゃんづけで呼びあうのたのしいね」
「アララちゃん(※新の源氏名)、みかちゃん、スミレちゃんと呼び合う3人にまた泣けちゃった」

といった声が集まっていました。

今後は、この3人の友情シーンにも期待したいところですね♪

参照元:東海テレビInstargram @dodra_tokaitvTwitter @tokaitv_dodraTwitterハッシュタグ #その女、ジルバ
執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼次回第4話には中尾ミエさん演じる「チーママ」が初登場!

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