あーあ、ピザポテトとクリスピークリームドーナツ交互に食べながら美人にならないかなぁ~などと他力本願を発動させていたところ、こんな話を聞きました。
「眉が変われば顔の印象が変わる」
「垢抜けた子はみんな眉もこだわっている」
眉!? 確かに切ったり剃ったり整えてはいるけど、何が正解なのかわからないし……とりあえず惰性で流行りの“太め平行眉”にしていた私。
特にいまはマスクが必須の時代だし、顔の印象ってマスクで隠れていない「目」と「眉」で決まってるわけで……。
そうとなったら行くっきゃねえ!
【イメチェンするなら眉毛】
私の眉は右(画像左)の眉の中央に水ぼうそうの跡があり、そこだけ生えないのでムラがあるのもコンプレックス。
そこだけ伸ばしたり書き足したりしても、濃さが変わってしまうので苦労するんです。
考えてみれば、髪は月1で美容室に通っているのに、眉専門の人に眉を整えてもらったことって一度もなかった。
パーソナルカラー診断で猛烈に垢抜けた経験のある私。ここは眉毛もプロに頼ってみるか……。
【いざ、眉サロンへ!】
今回私が向かったのは、まつ毛と眉毛の専門の「アイビューティーサロン」。
受けたのは目や口といったパーツの位置から黄金比の眉の形に整えてくれる「美眉スタイリング」(6600円)というコース。
予約時に2~3週間は眉毛を剃ったり切ったりしないでくださいねと言われたので要注意です。
体温測定とアルコール消毒、体調確認を終えたらまずはカウンセリング。
担当のスタイリストさんがどんな眉毛にしたいか聞いてくれます。
「右眉に一部生えないところがあってノーメイクだと目立つし、描いてもそこだけ濃くなるのが悩みなんです。あとは似合うものにしてください!」
変化球の要望と完全な丸投げ! 純情な感情は空回り!
手入れゼロの眉は、横から見た時の野暮ったさが半端ない……このきかん坊をどうにかしておくれ〜〜!
【1.ステンシルで理想の眉の形を決める】
まずは理想的な眉の形の確認から。
眉のメイクや汚れを落とし、ワックスの刺激を抑える薬を塗ったら、専用のステンシルを使って理想の眉の形をペンシルで描き、それ以外の部分をコンシーラーで塗ります。
この工程、巨人の星や「誰か見てるぞ!」という街のポスターを彷彿とさせる(笑)
この時点で鏡で左右差がないか、自分の理想に合っているか確認できるのでご安心を。
私は完全におまかせしたので一発OKを出しましたが、眉山をもう少ししっかりとって欲しいとか全体的に細めにしてほしいとか要望があればこの段階で伝えるとその通りにしてくれるそうです。
【2.ワックスで不要な眉を脱毛】
形が決まったらワックスを使って不要な毛を抜いていきます。
温かいワックスを塗り、不要な眉毛を抜いていくのですが、少しずつ手早くやってくれるので私はそんなに痛みを感じませんでした!
さらに、抜ききれなかった細かい部分の毛は1本1本毛抜きで抜いて、毛流れに合わせて眉をカット。
そしてワックスのダメージを抑えるため、眉全体を冷えたタオルでクールダウンします。
この時点でもあのきかん坊だった眉がウソのようにスッキリした仕上がり!
しかも生えない部分もやや目立たなくなっている!? ありがたや~!
【3.眉の描き方をレクチャー】
仕上げにアイブロウや眉マスカラでメイクして完成なのですが……。
描いてもらった眉を見ると、生えてこない部分も目立たなくなってる……すごい!
メイクのコツやスタイリストさんが意識したところも教えてくれます。メイク道具はどういうものを使えば良いかも聞けるので自分でメイクするときも安心。
私の場合は髪色より明るめのブロウパウダーでグラデーションを作り、眉尻の輪郭をはっきりめに描くときれいに見えるとのこと。
生えない部分は毛足を長めに残してくれたので、流れを整えて不足しているところはブロウパウダーでぼかすと良いそうです。
【完成した眉の美しさよ】
完成した眉を見ると……ビフォーが見るに耐えないレベルで垢抜けました!
眉のみの施行(美眉スタイリング)は6600円。1時間くらいで終了します。
洗髪の時のようなリクライニングチェアに横になって、寝てるだけでこんなに美しい眉に仕上がるとは……。
この後お風呂でメイクを落としましたが、整えられている眉は清潔感があるので、すっぴんのグレードが全然違うことに驚き。化粧してなくも綺麗に見えるって最高の自分磨きだ!
【朝も時短になった!】
翌朝は眉の形に添ってアイブロウパウダーをサッサと乗せるだけで15分かけたレベルのクオリティーに! 圧倒的時短です。なんで早く行かなかったんだ私!!
1度やれば2週間ほど眉の形が保たれますが、徐々に長さが出てきたり眉尻の無駄毛が生えてきたりするので月に1回程度通うのが理想的とのこと。
継続して通うことで不要な部分が生えにくくなり、ベストな状態の眉が定着していくそうです。
眉サロン、ホントにオススメです! この春、綺麗な眉を手に入れてマスク美人を目指してみては?
参考リンク:ビューティージーン
執筆・撮影:梶本時代 (c)Pouch